王作仁さん提供

写真拡大

(新北 26日 中央社)熊本県の被災地で医療交流やカウンセリングを行うため、国内外で医療ボランティア活動を行うNGO「台湾路竹会」(新北市)は25日夜、現地入りした。台湾の医療団としては第一陣となる。医療団の医師は、被災地の復興と被災者の身体や心の傷が癒えるよう願い、南部・台南の駅で “縁起切符”100枚を購入。現地の医師にプレゼントする。

同会と日本の国際医療団体「アムダ」(AMDA、岡山市)は昨年、自然災害発生時における緊急支援や医療支援での協力に関する覚書を締結しており、今回の被災地訪問は覚書に基づくものとなる。

医療団のメンバーは、劉啓群・路竹会会長、王作仁・衛生福利部嘉南療養院副院長、鄭宜昌救急医など計5人。

王作仁医師がお守り代わりにしてもらおうと購入したのは、台湾鉄路(台鉄)永康駅(台南市)と保安駅(同)間の各駅停車切符。二つの駅名を組み合わせると、永遠に安らかに健康でいられますようにとの意味を持つ「永保安康」の言葉になるため、縁起のいい切符とされている。

医療団は26日に被災地を視察。その後福岡市に向かい、台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処で戎義俊処長や現地の台湾出身者らと話し合う。台湾には29日に戻る予定。

(黄旭昇/編集:名切千絵)