外食産業や有名ホテルの偽装表示だけではない。冷蔵・冷凍輸送のはずが常温になっていたヤマトの「クール宅急便」。事件の本質は組織としての怠慢とコンプライアンス問題である。本来、こんな話題とは縁がない企業のはずであるのに、どうしたことか。信頼してくれたユーザーを裏切る事態を解消するために、真摯に現実に向き合うことができるのだろうか。(前編より続く)※「看板に偽りあり」はなぜ繰り返されるのか?(前編)はこ