海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「アメリカと日本の利上げにより、円・ゴールド・株が想定外の動き…金利差による為替差益から資産を守る方法教えます」と題した動画を公開した。
2026年9月は日米の中央銀行が同じ週にそろって利上げに踏み切り、市場の大きな関心を集めている。
宮脇氏は、利上げにもかかわらず円安が進んだ理由と、資産を動かす前に確かめておきたい数字について独自解説している。

宮脇氏はまず、米国の中央銀行にあたるFRBが9月16日に政策金利を0.25%引き上げて3.75~4%とし、日銀も9月18日に1.25%へ引き上げたと説明した。
セオリーでは利上げした国の通貨は強くなるとされるが、日銀の発表後に円は売られ、一時1ドル158円台まで下落した。
その理由として宮脇氏は、両国が同じ0.25%ずつ上げたため、日米の金利差が2.5~2.75%のまま縮まっていない点を挙げた。
さらに、日銀の決定は9人の委員のうち2人が反対しており、市場は次の利上げが遠のいたと受け止めたという。

続いて、為替の変動が利息を上回るリスクについても具体的な数字で示した。
例えば1ドル157円で100万円分のドルを買い、年4%で運用すると1年で約4万円の利息が得られる。
しかし、その間に147円まで円高が進めば、円に戻した金額は約97万4000円となり、約2万6000円のマイナスになる計算だ。
実際、7月29日に163円台だった円相場は9月11日に153円台となり、約6週間で10円余り動いている。
また、利上げで売られやすいとされる金が4380ドル台まで上昇するなど、教科書とは逆の動きも目立ったという。
なお、外貨建て資産の比率が高い富裕層ほど、為替の振れ幅が資産全体に与える影響は大きくなる。

その上で宮脇氏は、お金を動かす前に確かめたい3つの数字を挙げた。
1つ目は日米の金利差、2つ目はドルを買った値段に利回りを掛けて求める「1年分の利息が消える円高の幅」で、157円で年4%なら約6円となる。
3つ目は預金金利から物価上昇率を引いた数字である。
3大メガバンクは普通預金金利を0.5%に引き上げるが、8月の消費者物価指数は前年比1.9%上昇しており、差し引きはマイナス1.4%になるという。
最後に宮脇氏は、預金にもドルにもそれぞれの「引き算」があり、その答えをお金を動かす前に知っておくことが重要だと動画を締めくくった。

チャンネル情報

国内・海外不動産投資をする上で必ず知っておかないと損する裏技や極秘情報をお伝えします🏙 宮脇さき@海外不動産 個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動 登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営