マンションの資産価値や住み心地を大きく左右する「管理会社のフロント担当者」。
しかし、担当者のレベルにはどうしても個人差があり、「今の担当者は優秀なの?」「うちの担当者は相性が良くないのかな?」と悩む理事会役員の方も多いのではないでしょうか。
今回は、フロント業務の経験があるさくら事務所代表取締役社長の山本直彌さんと、マンション管理士の山中さんが解説する「優秀なフロント担当者の4つの条件」についてお届けします!
■条件1:「レスポンス」が圧倒的に早い
最も基本でありながら、優秀なフロント担当者に共通しているのが「レスポンス(反応)の早さ」です。
理事会で出た「宿題事項」に対して、「確認してまた連絡します」と曖昧にするのではなく、「〇日までに回答します」と期日を明確に区切れる人は優秀です。
レスポンスが遅いと、次回の理事会までに見積もりが揃わず、問題の先送りが続き、課題意識も薄れてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

■条件2:「先を見据えたスケジュール管理」ができる
優秀なフロント担当者は、その場しのぎの対応ではなく、数ヶ月先を見据えたスケジュール管理(段取り)ができます。
例えば、理事会の日程調整。フロント担当者の都合を優先するのではなく、「この時期にはこの議題を話し合う必要があるから」と、より多くの理事が出席できる日程を先回りして調整してくれます。
また、「次回の総会にこの議案を上げるためには、逆算して今回の理事会でここまで決めておく必要がある」といった、1年を通した重要な節目(マイルストーン)をしっかり把握してくれているのも特徴です。

■条件3:コミュニケーションを嫌がらない
意外と多いのが、「理事会や住民と極力話したくない」と、現場の管理人さんに業務を丸投げしてしまうフロント担当者です。
優秀な担当者は、コミュニケーションを嫌がりません。理事会だけでなく、現場のスタッフ(管理人や清掃員)ともしっかりコミュニケーションを取り、現場が円滑に回るように調整してくれます。
業務を遂行する上での「信頼関係」を築く努力ができるかどうかは、非常に重要なポイントです。

■条件4:理事会の「アジェンダ設定(進行・仕切り)」が上手い
理事会において、「今話し合っている議題がどのようなステータスにあるのか」を明確に伝えられる担当者は非常に優秀です。
議題を以下の3つに明確に分けて進行できるかどうかがポイントです。

チャンネル情報

マンション管理専門Youtubeチャンネル「マンション買うなら聞いてくれ」です。 不動産コンサルティング会社「株式会社さくら事務所」が運営しています。 「管理組合って何?」「規約の意味がわからない」「大規模修繕工事のノウハウ」「長期修繕計画の見直し方法」など、本格的な実務知識まで役に立つ情報を出し惜しみなく公開します!