過熱するスカウティングに警鐘高知・明徳義塾の監督である馬淵史郎(70)が試合後に発する言葉はいつも、僧侶の説法のようだ。とりわけ甲子園を去る時は「敗軍の将、兵を語らず」ではなくむしろ兵を語り尽くし、勝敗の分岐点を解説して厳しくも温かい視線を球児に送る。そして「帰って練習します」の言葉を残し、可能な限りその日のうちに高知に戻ってゆく。