「沖縄戦の図」を前に、現場に立って戦争や命を考える大切さを思う佐喜眞さん=沖縄県宜野湾市戦禍の実相が忘れ去られていないか─。戦争経験者が一人また一人と減っていく戦後81年。沖縄県宜野湾市にある佐喜眞美術館館長の佐喜眞道夫さん(80)は「戦前回帰」の空気に強い危機感を抱いている。平和主義が揺らぎ、歴史の継承が課題となる今だからこそ、「戦争、人間による暴力のもたらす痛み、命の重みを伝え続け、共有する