ジェイムズ・モロウは、1981年に第一長篇を発表してデビュー。ネビュラ賞や世界幻想文学大賞など、いくたびか賞を射止め、現在ではアメリカSF界で確固たる地位を築いている作家だが、なぜか邦訳にめぐまれない。単行本としては、この『ヒロシマめざしてのそのそと』がはじめての紹介となる。原書は2009年に刊行され、シオドア・スタージョン記念賞を受賞した。