ペットのネコから高品質のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製することに成功したと、大阪公立大などのチームが発表した。高齢のネコが発症しやすい腎臓病などの仕組みの解明や、新たな治療法の開発に役立つという。論文が国際学術誌に掲載された。ネコ科動物では豪州の研究者らがすでに、ヒマラヤなどの山岳地帯に生息する絶滅危惧種のユキヒョウのiPS細胞を作製。ペットとして飼われているイエネコでの作製も報告されて