【エルサレム=田尾茂樹】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師は19日の演説で、通信機器などの一斉爆破攻撃がイスラエルの「宣戦布告だ」として報復を宣言した。これに対し、イスラエル軍は20日、レバノンの首都ベイルートで標的を絞った空爆を実施したと発表した。ロイター通信は治安筋の情報として、空爆でヒズボラ幹部のイブラヒム・アキル司令官が死亡したと伝えた。死者は8人、負傷