平坦な人生はない。どんな人も「人生山あり谷あり」に違いないが、その起伏の程度に差はあろう。刺青愛好家として活動する麗菜さん(41歳)ほど波乱に満ちた人生も珍しい。全身に彫られた、龍、朱雀、椿、毒蜘蛛、銭がま(蛙)、桜――そして、幼児の骸骨。その意味するところは、幼くして鬼籍に入った第一子だ。亡き第一子を背中に刻み、“4児のシングルマザー”として活動する麗菜さんの半生に迫った。◆裕福だけど「この家