豚まんで有名な大阪の「551蓬莱(ほうらい)」で、顧客からの電話対応をしていた男性社員(26)がうつ病になり、自死したのは、客からの暴言、不当要求などのカスタマーハラスメント(カスハラ)を受けたことなどが原因として、労災認定を求める裁判が大阪地裁で始まった。カスハラを全面に出して労災認定を求めた裁判は少なく、裁判所の判断が注目される。原告代理人の生越(おごし)照幸弁護士は「クレーム対応の最前線で働いて