性格診断によく利用される血液型だが、科学的根拠はない。しかし、ここ数十年の研究で、血液型によって病気のリスクが異なることが明らかになっている。岡山大学医学部の中尾篤典教授は「理由はわかっていませんが、O型の人は、概してA型、B型、AB型と比較してさまざまな病気になるリスクが低いです」という――。※本稿は、中尾篤典・毛内拡(著)、ナゾロジー(協力)『ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました