こちらは南天の「とも座」(艫座)の方向にある輝線星雲「Gum 10」の一部を捉えた画像です。横方向の範囲は満月の視直径の約4分の1に相当します(視野は7.04×7.09分角)。赤く染まった星雲を背景に、数多くの青い星々が輝いています。【▲ 輝線星雲「Gum 10」の一部分(Credit: ESO)】夕暮れ時の空に広がる雲のようなGum 10の赤色は、電離した水素ガスから放射された赤い光によるものです。このような領域は「HII(エイチツー)