大阪名物として知られる「串カツ」。大阪に串カツをもたらしたある男性の物語を紹介します(写真: ペイレスイメージズ 2/PIXTA)大阪名物として知られる「串カツ」。小説『法善寺横丁』で有名な作家、1904(明治37)年大阪生まれの長谷川幸延によると、現在「串カツ」と呼ばれている食物は、昭和初期の大阪では違う名前で呼ばれていました。頭に数字の2をつけた「二カツ」と呼ばれていたのです。“二カツ──。一串二銭の串カツで