安倍・菅政権の危機管理の失敗の一例として、コロナ病床が不足して一時は自宅療養者が13万人を超えたことがあげられます。あえて「安倍・菅政権」としたのはコロナ発生から1年半以上にわたる政府の怠慢が背景にあるからです。前WHO(世界保健機関)の健康危機管理官で医師の阿部圭史氏の著書「感染症の国家戦略」によると、危機に立ち向かうにあたっては「No Regrets Policy(=後悔のない対策)」を取るのが原則です。これは別