小山市の渡良瀬遊水地で、今年3月末に野外繁殖で生まれた国の特別天然記念物のコウノトリのひな、雄の「りょう」と雌の「のぞみ」が3日午前、それぞれ人工の巣の塔から飛び立ち地面に着地しました。 誕生からおよそ2カ月ほどの巣立ちは平均的で、小山市の浅野正富市長は「無事に巣立ちしたことを大変嬉しく思う。今後住民や関係団体などと連携して環境整備を進め関東圏での個体群形成を目指す」とコメントしています。