東京~大阪間をいかに早く結ぶか。東海道本線の全通以降、国鉄にとっては最大の課題のひとつでした。1930(昭和5)年には特急「燕」が運行を開始し、8時間30分で結んだのを皮切りに、戦後の全線電化を受け、7時間30分まで短縮されました。しかし駅間が長く直線距離が多いヨーロッパならともかく、当時の日本では電気機関車が客車を牽引する方式では、これが限界でした。ここに風穴を開けたのが、SE車の世界新記録でした。