京都大学大学院医学研究科の桜井謙次大学院生と大日輝記准教授らは、ステロイドを補完する皮膚炎向け外用薬の新たな候補を提示した。細胞内にある、外部からの刺激や加齢などによって皮膚で活性化する酵素「p38―MAPキナーゼ」の働きを阻害する薬剤により、代表的な皮膚炎の乾癬(かんせん)で炎症性物質の産生が抑えられた。マウスの皮膚に同酵素を活性化する薬品を塗ると、乾癬に似た症状が現れた。