電力大手10社の2020年3月期連結業績予想は、公表を見送った東京電力ホールディングス(HD)を除き、6社が増収を見込むが、いずれも微増にとどまる。小売り全面自由化による競争激化で、各社の電力販売量は低下か伸び悩み傾向にある。燃料価格上昇など経営環境悪化を、コスト削減でカバーする。東電HDは福島第一原子力発電所の廃炉の燃料デブリ(溶け落ちた核燃料)取り出し手法策定前だとして、公表を見送った。