4000年の歴史があるとされる中国だが、その歴史を振り返ってみると、中でも後漢の終わりから魏・呉・蜀の三国が並立した三国時代にかけての興亡を描き上げた「三国志」は有名だ。日本でも書物が発刊されているほか、ゲームが発売されるなどその知名度は高い。では、「四」国志はどうだろうか。聞いたことも見たこともないし、まず読み方が「しっこくし」なのか「しこくし」なのかもわからない......といったところだろうか(正式に