ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属している日本代表MFの乾貴士選手がこのほど、ドイツの税関でおならをしたため罰金を科される珍事が起きた。香港メディアの鳳凰網が中国版ツイッター・微博の公式アカウントで伝えた。

 鳳凰網によれば、乾貴士選手はドイツへ入国する際、フランクフルト空港の税関で税申告漏れにより高級腕時計を没収され、オフィスで取り調べが行われている際に税関職員の前でおならをしたという。鳳凰網は「狭い部屋のなかで“長時間にわたって故意に”おならをしたことで税関職員を苦しめた」と報じた。

 同報道に対して、微博ユーザーからは「おならってしたい時に出るモノなのか?」、「したい時に出る。これはスゲェ」、「いつでもおならが出せるってどうやるんだ?」、「これは一種の神業的な技術だ」、「日本人にはこんな技能があるとは知らなかった」などといった声が寄せられた。なぜか故意におならをしたという前提で論じられているようだ。

 また、「日本人は昔から化学兵器が得意なんだよ」、「この人は731部隊の継承者だ」など、日中戦争を引き合いに出して揶揄(やゆ)するコメントも。

 そのほか、「まあ、わが代表だったら靴を脱げば良いんだけどな。代表選手の足ほど臭いものはこの世に存在しない」など、中国代表選手の場合はおならをするまでもないという意見も多かった。

 鳳凰網は“故意に、長時間”おならをしたと報じているものの、放屁は生理現象でもあり故意なのかどうかの判断は難しいのではないだろうか。詳しい状況は分からないものの、放屁に罰金とは厳しすぎるようにも思える。(編集担当:畠山栄)