ネット上では台風が来るたびに「台風と言えばコロッケ」「コロッケ買ってきました!」というように、なぜかコロッケを食べる文化があります。この文化の発祥は2001年の2chの「上陸秒読み実況スレッド」の中で1人の実況民が「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました。」とつぶやいたことが始まりと言われています。そんな「台風にはコロッケ」という文化はどこまで浸透しているのか?ということを、ぐるなびが調査したインフォグラフィックが公開されています。

台風とコロッケの怪しい関係?:インフォグラフィックでコロッケと台風の関係を調べてみた - みんなのごはん

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/1475

Twitter検索で「台風 コロッケ」と入れるだけで、千葉県鎌ケ谷市のゆるキャラかまたんが「コロッケの用意はバッチリたーん?!」とつぶやくなど、関連するツイートがわんさか出てきます。「#台風にはコロッケ」「#台風コロッケ」といったハッシュタグも生まれています。



この文化はネット上にとどまらず、スーパーでも「台風といえばコロッケ!!」と販売していることも。元ネタがわからない人は「なぜコロッケ?」となること間違いなしです。

台風と言えばコロッケ!! 台風と言えばコロッケ!! 台風と言えばコロッケ!! 台風と言えばコロッケ!! 台風と言えばコロッケ!! 台風と言えばコロッケ!! 台風と言えばコロッケ!! 台風と言えばコロッケ!! 台風と言えばコロッケ!! pic.twitter.com/xfjvlVeM1G— ちょけ”ま (@chogema11037) 2014, 7月 10

そんな台風とコロッケの因果関係を突き止めるべく、2013年8〜10月のぐるなび検索キーワード「コロッケ」の検索数と、期間中のGoogleでの「台風」の検索数、実際の台風の発生時期を比較したのが以下の折れ線グラフ。大型台風の到来とともにぐるなびで「コロッケ」の検索数が急上昇していることがわかります。しかし、ぐるなびで検索するとコロッケが食べられるお店が表示されるわけで、台風が吹き荒れる中、危険を冒してコロッケを食べに出歩いているのか?という疑問は残ります……。



トゥギャッチのブログでは、近隣のコロッケ販売店に聞き込みを行った結果が明らかになっています。

台風の日にコロッケの売り上げは伸びるのか? 実際に調べてきた - トゥギャッチ

http://togech.jp/2014/07/11/10222

なお、元ネタ通りにコロッケを16個買って全て食べてしまうと、13〜14個で1日の摂取カロリー(2200kcal)に到達してしまうとのこと。



台風の備えとしてコロッケを買ってくると安心ですが、普通のじゃがいもコロッケ以外にもビーフコロッケ・カレーコロッケ・カニクリームコロッケ・カボチャコロッケなどなど、種類がたくさんあるので、食べ過ぎには注意しましょう。