長野県佐久市の柳田市長が嵐・櫻井翔の細かい配慮にツイッターで感謝

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長野県佐久市の柳田清二市長が、6月2日深夜に放送された報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)に出演していた同番組の月曜日キャスターである櫻井翔の行動に感謝している。

櫻井はこの日、毎週担当している「イチメン!」というコーナーで、公的機関のSNS活用の現状を紹介。柳田市長は、2014年2月中旬に全国各地を襲った大雪の際、ツイッターを活用して佐久市民から被害状況に関する情報提供を募り、それを確認して各方面に指示を出すなどの対策をとった。この対応は当時、佐久市民のみならず全国的に高く評価されたことから、同コーナーでは柳田市長のSNS活用についても紹介したのである。

櫻井はコーナーのあいだ、常に細い"指し棒"を使って話している該当部分を示していたが、柳田市長の顔を指す時だけ、棒ではなく手を使って紹介した。人の顔を棒で指すのは失礼という櫻井の配慮がうかがえるが、櫻井のファンからの情報提供などによってこの配慮が柳田市長に伝わり、市長は放送翌日の3日、ツイッターに次のように投稿した。

「【・桜井翔さんの配慮】 昨日のニュースZERO。行政がSNSを活用を活発化...という話題を桜井翔さんが紹介。その際、わかりやすく指し棒を使っていたのですが、私を紹介して下さる時だけ、棒を使わず手でご案内下さいました。桜井さんの配慮に御礼申し上げます」
(ツイート原文ママ ※柳田市長はこの後、「桜井」と誤表記したことについてツイッターで謝罪している)

このツイートを受け、ツイッターには一般ユーザーから、「ちょっとした、でも大事な気遣いができる翔さん、本当に尊敬です」「長野県人として佐久のことが取り上げられたこと、翔さんの配慮がとりあげられたこと、どちらのことも嬉しいな」といった声が投稿されている。

櫻井の細かく何気ない配慮は、多くの人の心を打ったようだ。

【参照リンク】
・佐久市長 柳田清二