ケース選びに定番は無くなったのか?今やスマホケースは「自己愛」で選ばれている
iPhoneのアクセサリーが百花繚乱なのはもちろんだが、XperiaやGALAXYなどの人気機種用のアクセサリーも様々な製品が登場してきている。このような現状を背景に、ここにきてケースやカバー選びの様子が変わってきているようなのだ。
今や、ケース選びは、「本体が傷つくことを予防しよう」から、自分の気に入ったスタイルにして「スマホを愛でる」に変化している。まさに「自己愛」の塊だ。
ケース選びのタイプは5タイプの人がいるようだ。
●いつも好きなキャラと一緒のキャラクター派
このタイプは、ファッションとしてケースやカバーをチョイスする。例えば好きなキャラクターの形状やプリントのケースだ。自分が好きなキャラクターやデザインのケースがそうだ。キャラ好きな女子に特に多い傾向だ。耳付きのウザギのカバーなど、保護とは関係ないデザインを追加されたケースもこれに分類される。
この手のケースに共通しているのは、薄手のハードケースやTPU製カバーが多いので、耐衝撃性は期待できない。それでも、この手のケースを選ぶ人は、そんな機能性は、そもそも気にしていないのだ。

キャラケースは自己愛の主張が強いアイテム?
●スマホのままが一番 裸族派
「スマートフォンは何も付けないほうがカッコいい」という人は、いわゆる裸族派だ、裸族派は、シンプルなスマホ本来の姿が理想という人が多い。
裸族派の人が、どうしてもケースをつける場合に選んでいるケースがクリアハードケースや本体カラーと同色のハードケースだ。しかし最近では、プラスチック素材ケースは細かい擦り傷などが目立つことから、バンパーを利用する人も多い。
最近はTPU素材やアルミ合金、ジェラルミン製など色々なバンパーが登場している。共通しているのはスマートフォン本体の周り(縁)に取り付けるため、スマートフォン本体のデザインを損なわない点だ。裸族派にもベストなアクセサリーということから人気も高い。
バンパータイプの欠点があるとすれば、海外メーカー製が多く、国産メーカーのスマートフォン用はほとんど発売されていないという点だ。

最近ではパンパーも人気
●フリップカバー派
ファブレットや5インチ以上のスマートフォンなど、液晶が大型化した最近の機種で増えてきたのが、フリップカバー派だ。画面を保護する蓋付きなので、とても機能的だ。また手帳スタイルなのでビジネスの場で利用しても違和感がない。最近では黒や茶色といったオーソドックスな手帳カラーだけではなく、レッドなどのカラーバリエーションも増え、お洒落なものも増えてきている。
GALAXY S5用のフリップカバー
●ワイルド派
堅牢、金属感など「耐衝撃」や「本体の保護」をアピールしたい人に多いのがワイルド派だ。「耐衝撃」などの本体保護ケースは、デザインもワイルドで派手なものが多い。本体保護のためと言う理由だが、あきらかに過剰な性能や派手なデザインは、保護の目的からすでに逸脱している。この手のケースは、見た目の特徴がとにかくゴツイ。他人に敬遠されようと「自分はカッコいい」という究極の「自己愛」ケースでもある。
耐衝撃ケースには北米メーカー製が多く、シリコンカバーとハードケースの2重構造になっていたりする。厚さも通常のケースに比べ1.5倍くらいになるのだが、ワイルド派の人にはそれさえもカッコいいのだ。最近ではアルミ削り出しの耐衝撃ケースや完全防水の耐衝撃ケースまで登場している。ただし、耐ショックケースもバンパーと同じく、国産メーカー向けスマートフォン用のものは少ない。

耐衝撃ケースは、「自己愛」スタイルなのだ
●100円ショップ派
「スマートフォンには必要以上のお金をかけない」という人に多いのが、100円均一ショップケース派だ。そもそもケースやアクセサリーにお金はかけたくないのでファッション性にもそれほどこだわらない。こだわるのは、余分なお金を使わないという自分の「賢い経済感覚」だ。また、実際に実用上は、100円ショップのアクセサリーもあなどれないほど実用的な点もポイントだ。

100均ショップのケースも実はあなどれない
もはやケース選びにルールはない。
街に出ると様々なファッションの人が歩いているように、スマートフォンのケース選びは自由だ。使う人それぞれが個性豊かにケースを選ぶ方が楽しいだろう。正直に言うと皆、他人のケースなんてどうでも良いのだ。それでいいのだ。
甲斐寿憲

