第2世代Google Glassの外観レポート

第2世代Google Glassの第一印象をざっくりお届け。

先月グーグルは「Google Glass Explorerプログラム」の参加者に対し、彼らがこれまで慣れ親しんできた顔面装置を新しいものに交換すると発表した。しかし、強化されたデベロッパー・ツール(待ちに待ったGDK、Glass Development Kitだ)とインナー・イヤホン以外、Google Glassの新しいバージョンに関する全体像は全く不明なままであった。

我々の元にもようやく新バージョンのGoogle Glass「Explorer Edition XE-C」が届いたので、製品の第一印象を簡単にまとめてみた。

今年の初めにGoogle I/O カンファレンス 2012 の参加者たちの玄関口にやって来たのは「Google Glass Explorer Edition XE-B」だったが、第2世代は「XE-C」だ。


「XE-C」のラベル


ちなみにこちらが「XE-B」のラベル


友人の猫は最初だけちょっと匂いを嗅ぎに来たが、Google Glass XE-Cには興味を持たなかったようだ。


新バージョンにはサングラスのレンズが付属しているのだが、レンズがあまりクリアではない。見た感じもターミネーターみたいになるし、なんだかイマイチな印象だ。


XE-Cの外観は前回のXE-Bとほぼ同じだ。色も同じ「Cotton」なので、この写真は今年の5月にXE-Bを撮影したものと基本的に変わりがない。




前回と大きく異なるのは、モノラルのインナー・イヤホンが付属していること。イヤホンには、ナイキのロゴもどきのようなGoogle Glassのシンボルマークが付いている。



白黒のマイクロUSBチャージャーと充電ケーブルは前バージョンと同じだった。90度になっているヒンジのデザインのせいでケーブルが擦り切れやすいので、ここは改善してほしかった。


日本製のマイクロファイバー・ケースも前と同じかな?

前バージョンと比べて何がどう違うのか、もう少しじっくり観察して数日中に追加レポートを行うつもりだ。前バージョンはバッテリー寿命が通常使用でわずか数時間しかもたなかったので、今回は期待したい。

写真撮影:Taylor Hatmaker
取材協力:Google Glassを貸してくれたCee Websterと彼女のハンサムな猫

Taylor Hatmaker
[原文]