寝台特急『あけぼの』廃止決定でにわかに騒がしい“葬式鉄”とはなんぞや?
このあけぼの廃止はJRからの公式発表ではなく、東北6県で発行する河北新報が報じたもの。臨時列車としてまだしばらく残る可能性も噂されているが、鉄道マニアたちは「やっぱりな」と冷静な反応を示している。というのも、東京-青森間の料金が、4500円前後からある深夜高速バスに対し、あけぼのはB寝台で19950円とかなり割高なためだ。また、冬場は大雪と強風のため運休になる日が高速バス以上に多い。往復に2日かかる寝台特急より、1日2往復できる新幹線を優先させたいJR東日本の都合もあったことだろう。
しかし鉄道ファンからの人気と需要だけで1つの路線を維持できるわけもなく、ブルートレインの廃止は時代の流れというしかないだろう。廃止報道後、あけぼの号には予約が殺到しているらしく、1カ月先のB寝台車の席が早くも埋まりつつある。これも葬式鉄のせいと罵る向きもあるかもしれないが、沿線で騒ぎを起こすでもなく、寝台特急ならではの旅情を静かに楽しむことで最後を見送りたいというファンの想いは大切にしたい。
画像:wikipediaより[リンク]
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