体調不良の香川は4戦連続欠場…マンUは開幕戦以来3戦ぶり白星

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 プレミアリーグ第4節が14日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uとクリスタル・パレスが対戦した。体調不良が報じられた香川は2戦連続ベンチ外となり、開幕から4試合続けて欠場となった。

 マンチェスター・Uは、頭部の負傷で代表戦を欠場したウェイン・ルーニーや、ロビン・ファン・ペルシーらが先発。今夏、エヴァートンから加入したマルアン・フェライニはベンチスタートとなった。

 序盤からサイド攻撃を中心に攻め込むマンチェスター・Uだが、なかなか決定機を作ることができない。39分には、ルーニーが右サイド後方からロングパスを送ると、ゴール前中央のV・ペルシーへピタリ。しかし、胸トラップからの強烈なボレーシュートはクロスバーをかすめてしまった。劣勢のクリスタル・パレスも42分に右サイドからのロングボールをエリア内左で受けたドワイト・ゲイルがリオ・ファーディナンドと入れ替わり、チャンスとなったが、角度のない場所からのシュートは枠の右へ逸れた。

 前半をスコアレスで折り返すかに思われた44分。マンチェスター・Uは、アシュリー・ヤングがエリア内で倒されたとしてPKを獲得。ファールをしたカギソ・ディクガコイが退場となる。PKはV・ペルシーが冷静に決めて、マンチェスター・Uが先制し、前半を終える。

 後半の立ち上がり、49分にマンチェスター・Uは、アンデルソンから縦に長い距離のグラウンダーのスルーパスが中央に送られると、A・ヤングが狙ったが、GKの正面を突いた。62分にマンチェスター・Uは、アンデルソンに代えて、フェライニを投入する。68分に相手DFのクリアボールを拾ったフェライニはミドルシュートを放ったが、相手GKのセーブに遭う。

 なかなか追加点の挙げられなかったマンチェスター・Uだったが、81分にゴール正面左でFKを獲得すると、ルーニーが直接ゴール左隅へ決めて、追加点を得る。ルーニーは今シーズン初ゴールとなった。試合はそのまま終了し、マンチェスター・Uが2−0で勝利している。

 マンチェスター・Uは、開幕戦以来、3試合ぶりの勝利となり、今シーズン初のホームゲーム勝利となった。