グルメな国ヨーロッパのダイエット事情―「ドイツ:やせたい18%」「イタリア:既にダイエットしてる38%」

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日々仕事に追われてなかなか休みが取れないからこそ、貴重なバカンス。何カ月も前から、行き先ややりたいことを計画して、「充実したバカンスを過ごしたい」と思っている人が多いと思いますが、ヨーロッパでもバカンスに期待をする人は多いようです。

フランスやイタリアなど、グルメな国がひしめくヨーロッパ。「バカンスの目的は、ご当地グルメを食べに行くこと」という人も多い一方で、ビーチでの自分の水着姿が気になるのも事実。

ヨーロッパの旅行サイト『lastminute.com』とマーケティングリサーチ会社YouGovが、ヨーロッパ6カ国の7,000人を対象に行った調査から、「ビーチでは、より美しく魅力的でいたい」と、バカンス前にダイエットをする人が多いことが分かりました。

調査によると、「バカンスに入る前に痩せたい」と答えた人は全体の55%で、痩せたい体重は、平均で2.3kg。ただ、国によってばらつきがあり、ドイツ人は体のラインにあまり関心がないようで、「痩せたい」と答えた人は18%のみ。

一方イタリアはダイエットに関心が強く、平均で「2.6kg痩せたい」とし、38%はすでに食事制限やスポーツなどでダイエットをしていたそう。さらに、ダイエットのために美容整形をした男性は1.27%で、女性(0.87%)より多かったというから驚き。

なお、調査からは「何よりもバカンスを楽しみたい」という本音も垣間見られ、「痩せようと痩せまいと、まずはバカンスを満喫するべき」と答えた人は約半数。

ビーチだけではなく、食事も大いに満喫するせいか、バカンス後は平均で1.38kg太ってしまう、という結果になりました。

バカンスの時くらいは、心身ともにリラックスして思いっきり食事も楽しみたいもの。ただ、バカンス前後は「プチダイエット」が理想的なようです。


※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:Les europeens se sont mis au regime avant les vacances
http://www.plurielles.fr/sante-forme/nutrition/les-europeens-se-mettent-au-regime-avant-les-vacances-8247166-402.html