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高視聴率を更新し続けていることでも話題の堺雅人主演のTBS系ドラマ『半沢直樹』(毎週日曜21:00〜21:54)が、「好きなドラマランキング2013」のアンケート調査の結果、1位になったことがこのほど明らかになった。2位は『ショムニ2013』(フジテレビ系)、3位は『救命病棟24時』(フジテレビ系)だった。

同アンケートは「このクール一番好きな、熱心に見ている連続ドラマは?」の質問をもとに、男性500人、女性500人の計1,000人を対象にインターネット上で行われ(調査元:マクロミル・Business Journal)、『半沢直樹』が12.9%を獲得し1位に。続く『ショムニ2013』は8.1%、『救命病棟24時』は6%という結果だった。GALAXY S4といったワンセグ対応のスマートフォンや大容量ハードディスクによるタイムシフト試聴など、デジタル技術の進化によって視聴スタイルが多様化したことから、これまでの据え置き型テレビを対象とした「視聴率」よりも、より正確な嗜好調査だといえる。

今回の調査でも他を圧倒した『半沢直樹』は、作家・池井戸潤の小説『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』をベースとしたドラマ。半沢直樹の父はかつてネジ工場を営んでいたが、経営が傾いた際に産業中央銀行から融資打ち切られたことが引き金となり自殺してしまう。

半沢は大学卒業後、バブル期にその産業中央銀行に入行。その後、合併により世界3位のメガバンクとなった東京中央銀行の大阪西支店で融資課課長となった半沢は、「やられたら、やり返す。倍返しだ」をモットーに、銀行の内外に現れる「敵」に立ち向かう。キャッチコピーは「クソ上司め、覚えていやがれ!」。

一方、2位の『ショムニ2013』は、1998年から2002年まで3度にわたって放送されたシリーズの続編で、リストラ対象者が集められる"庶務二課(ショムニ)"のOLたちの物語。今回、10年ぶりに復活し、江角マキコ演じる超破天荒OL・坪井千夏を主人公に、ベッキー、本田翼、安藤サクラ、森カンナ、堀内敬子といった新生ショムニメンバーを迎えた。かつてメンバーの連絡手段だった携帯電話はスマートフォンに変わり、また、Twitterでの悪口で精神的に追い込まれたり、"ながら歩き"に苦言を呈する上司がいたりなど、ストーリーにも時代が映し出した演出が加えられている。

○「好きなドラマランキング2013」調査結果