＜女子バンタム級／5分3R＞
キャット・ジンガーノ（米国）
Def.3R2分55秒 by TKO
ミーシャ・テイト（米国）

いきなり距離を詰めたミーシャが、ボディロックからテイクダウンへ。ジンガーノも反応しスクランブルの攻防になる。両者が起き上がりミーシャががぶりを狙うも、ジンガーノが体を起こす。そこにミーシャが組みついていくと、ジンガーノがギロチンへ、体を浮き上がったミーシャが足を掛けて首を抜く。直後に左フックを打ち込み、打撃で攻勢に出たミーシャがダブルレッグでテイクダウンを奪う。

ジンガーノがテッポウ返しでトップを奪いサイドへ。ケージを蹴って体を入れかえようとするミーシャにジンガーノがエルボーを落して立ち上がる。スタンドの打撃戦では左フックを再びミーシャがヒットさせるも、ジンガーノもヒザを顔面に突き上げる。ここでミーシャがダブルレッグを成功させ、トップへ。右エルボーを落すミーシャ、ジンガーノはハーフで耐えるが、勢いのあるヒジを落していく。このままミーシャがトップをキープし初回を戦い終えた。

2R、いきなりジンガーノがヒザで飛び込み、左ミドルを2発。その2発目をキャッチしたミーシャが、手をついて粘るジンガーノからテイクダウンを奪取。ニアマウントからパウンドを連打するミーシャは、腕十字へ。ケージに阻まれスペースがないなか、腕を外したミーシャがバックへ。ジンガーノはヒザ十字を潰された形でガードに戻すが、すぐにマウントを奪われる。

再度ミーシャは腕十字を狙うとジンガーノがハーフに戻し、リバーサルへ。ミーシャもジンガーノの体を浮かせると、ヒールフックへ。ジンガーノが体をロールしトップから、エルボーとパンチをお落していく。下からパンチを返すミーシャだが、強烈なパンチに背中を向けてしまう。ここで立ち上がったミーシャにジンガーノのパンチがヒット。ミーシャのテイクダウン狙いを潰したジンガーノも疲労困憊の様子で最終ラウンドへ。

最終回、左ハイでバランスを崩したジンガーノだが、直後に組みついてテイクダウンへ。腕十字を狙って足を上げるが、ジンガーノのヒジが外にありセットアップまで至らない。インサイドハーフからパンチを連打したジンガーノは、がぶりからミーシャの体を振り回すように仰向けにして、サイドを取る。左のパンチ、エルボーを落すジンガーノは、ミーシャのあおりにもトップをキープする。肩パンチに右ストレート、ジンガーノは亀のミーシャが立ち上がるところでヒザを顔面に打ち込む。ミーシャは一度四つの態勢に戻り、再び立ち上がったところでヒザを顔面に打ち込まれケージに押し込まれると、追撃のヒザからヒジを受けたところでついにレフェリーが試合をストップ。ジンガーノがTUFコーチ役とタイトル挑戦権を手にした。