＜フェザー級／5分3R＞
ミルサッド・ベキッチ（米国）
Def.1R1分57秒by TKO
ニック・マシアス（米国）

現在5連勝中、ATT所属のベキッチ。対戦相手のマシアスは6勝2敗、ヒザの負傷から1年振りの復帰戦となる。鋭いワンツーからローを見せるベキッチ、マシアスの左ジャブに右ストレートを合わせ、ローには完璧なタイミングでダブルレッグを決める。ハーフでマシアスをケージに追い込んだベキッチは右のパウンドを落し、まずは背中をつかせていく。

ベキッチが勢いのある右パウンドを連打すると、マシアスは懸命に手首を掴もうとするが、そのままパンチを被弾し続ける。勢いが増すままのパウンドを受けたマシアスは、左目じりをカットし動きが止る。ここでレフェリーが試合をストップし、ベキッシのTKO勝ちに。「毎日、凄くハードトレーニングをした。ファンの皆に感謝したい。マイク・ブラウンが僕をモンスターにしてくれる。今は誰とでも戦う。UFCで戦うのが夢、目標はジョゼ・アルドだ」と勝者は若さに満ちたコメントを残した。