「ビスケット(談合)? 好きだよ。だが、味にもよる」

シャフタール・ドネツクのミルチェア・ルチェスク監督は、特別な試合前日を味わっている。5日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ最終節でユヴェントスをホームに迎えるシャフタールは、すでに決勝トーナメント進出を決めているところだ。シャフタールはドローで首位通過が決まり、ユヴェントスもグループリーグ突破を果たせる。

チェルシーはシャフタールがユヴェントスに勝ち、自分たちが突破することを願っているところだ。だが、ルチェスク監督は前日会見でこう話している。

「チェルシーのことは興味ない。私はイタリアとすごく絆が深いんだ。だが、サッカーはサッカーであり、勝つことが重要なんだよ。ウクライナサッカーとシャフタールのイメージにとって重要なことだ。ユーヴェには競争力があり、彼らはモチベーションにあふれている」

「明日は我々にとって、ユヴェントスという名の教授との大きなテストだ。ユーヴェには歴史があり、名門で、伝統がある。政治的・スポーツ的な力を持つチャンピオンだ。これは普通の一戦ではないよ」

FWルイス・アドリアーノは出場停止(「ミスの代償は払うものだよ。彼の出場停止はテクニカル面で損失だ」)。一方、ユヴェントスMFクラウディオ・マルキージオも出場停止だ(「それによってアントニオ・コンテ監督は戦術を変更するかもしれない。彼の仕事をやれる選手はほかにいないからね。私はジョルジョ・キエッリーニもいないことを願っているよ」)。

コンテ監督にとってはベンチに入れない最後の試合となるが、ルチェスク監督はそのコンテ監督のプレーについて、次のように批判している。

「前回の対戦のときに、私はユーヴェのプレーが予測可能だと言った。その言葉は撤回しない。反復的なプレーなときがあるんだよ。ただ、バルセロナのプレーもそうだ。コンテにほかに解決策があるのか、興味深いね。だが、私は全般的にユーヴェのことを評価している。コンテは若い指揮官で、いつ返事をするべきか、いつそうじゃないかを学ぶべきだ。20年後にはできるようになっているかもね」

会見にはMFヘンリク・ムヒタリャンも出席した。イタリア代表戦でもGKジャンルイジ・ブッフォンからゴールを奪った選手だ。

「イタリアのチームは守備やカテナッチョが有名だ。ユーヴェがとてもうまくスペースを閉ざすことは知っている。でも、いずれにしてもゴールを奪いたいと思っているよ」