名勝負三度、メレンデスがギリギリの勝利
左目の上が腫れあがっているメレンデス。彼が顔に傷をつけるのはいつ以来だろうか?
4R、左ジャブ3つから右を繰り出したメレンデスだが、その後の攻防で右を受ける。アッパーを返したメレンデスは、右を受けるもダブルレッグでテイクダウンに成功する。
立ち上がり際の右エルボーは空振りになったチャンピオンがワンツーを打ち込むとトムソンがハイキックを返していく。再び組みついて、トムソンをケージに押し込んだメレンデス。トムソンがワキを差し返したので、距離を取り直す。サウスポー、オーソと構えを変えてジャブを出すチャレンジャーは、足払いで再びテイクダウンを奪うと、今度はしっかりと寝技に持ち込む。距離を取ろうとしたメレンデスから、バックを取ったトムソンは4の字フックでリアネイキドチョークへ。残り1分近く残っていたが、メレンデスも懸命にディフェンスし、残り30秒を切る。バックに回ったままのトムソン、メレンデスは前転して逃れようとトライしたが、ラウンド終了までトムソンはバックに張り付き通した。
トムソンはテイクダウン狙いから、腰が上がったメレンデスにヒザを連続で見せる。メレンデスのパンチは、さらに荒くなる。残り1分でメレンデスのテイクダウン狙いを切ったトムソンが、パンチを連続で打ちこみ、残り30秒で足払いから再びクリーンテイクダウンに成功する。最後までインサイドガードで過ごした挑戦者は、試合終了のホーンと共にホームクラウドに両手を広げ、拳を突き上げた。
終盤の2Rはトムソンが取ったと思われる世界戦、ジャッジの裁定はまずスプリットと宣言される。最初のスコアは48-47でトムソン、続くジャッジは48-47でメレンデス、最後の一人は48-47でメレンデスに。「トムソンはいつもタフな相手だ。僕のベストパフォーマンスじゃない。彼はアメージングだった。5Rはテイクダウンを奪われたけど、コントロールしていたのは僕」という王者に大きなブーイングが送られた。
対してトムソンは「ブーイングをギルバートに送らないでくれ。ギルバートは素晴らしいファイターなんだ。みんな、4度目の試合が見たかい?」と、最高の試合を微妙な裁定で落としたにもかかわらず、完全な優等生発言。結果、次への期待をつなぐ最高のマイクとなった。
・[速報中]ストライクフォース試合結果&レポートはコチラ