(c)赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
 日本中に大ブームを巻き起こした名作「ひみつのアッコちゃん」の実写映画化。アッコちゃん役の綾瀬はるかについて賛否両論を巻き起こしているこの映画、待望の第2弾の新キャストが発表された。

 本作は、綾瀬はるか演じる10歳の女の子・アッコこと加賀美あつ子が、鏡の精にもらった魔法のコンパクトで、22歳の自分に変身。大手化粧品会社のエリート社員、早瀬尚人(岡田将生)に気に入られ、その企画開発室でバイトすることになり、生まれて初めてのOL生活を満喫。ところが、その会社は買収の危機にさらされていた。アッコは、子供らしいアイデアと変身能力を最大限活用して会社を救おうとする。そこには決して伝えることのできない、尚人への恋心があった。10才のココロを持った22歳のアッコちゃんの恋の行方は――?

 今回、発表された出演者は、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史、香川照之ら、人気・実力を兼ね備えた俳優の面々。更に、堀内敬子、肘井美佳、内田春菊、柿澤勇人、そして10才のアッコには、CMやドラマで活躍する人気子役の吉田里琴がキャスティングされた。

谷原章介:尚人が勤務する大手化粧品会社の専務
吹石一恵:尚人の同僚、アッコの恋のライバルOL
塚地武雅:アッコちゃんと仲良しの守衛さん
大杉漣:化粧品会社の前社長
香川照之:鏡の精
吉田里琴:10歳のアッコ
堀内敬子:アッコちゃんのお母さん
内田春菊:総理夫人を
肘井美佳:先輩OL
柿澤勇人:学校の先生
もたいまさこ&鹿賀丈史:物語の重要な鍵を握る人物

 アニメファンは、“鏡の精”が香川照之と聞いて「鏡の女王がなぜ男?」と首をかしげてしまうかも知れない。でも実は、この「鏡の精」、元々の赤塚不二夫の原作では男性だった。原作のエッセンスも取り込みつつ、物語に現代的な視点を入れることで、全く新しいオリジナル・ストーリーで映画の「ひみつのアッコちゃん」はつくられるようだ。

 一体どんな映画になるのだろうか。ファンが納得するのか、そして、新しいファンを開拓することができるのか。続報が気になるところである。

 『映画 ひみつのアッコちゃん』は、9月1日(土)全国ロードショー。

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