23日(金・現地時間)にテキサス州ラレドエナジー・アリーナで開催されるBFC62の公開計量が、22日(木・同)に行われた。

前週のメインで組まれていながら、チアゴ・サントスの体調不良により、今週にスライドされていたシーズン5ヘビー級トーナメント決勝=チアゴ・サントス×エリック・プリンドル戦は、サントスの計量オーバーにより、再びキャンセルされることになった。

先週に体調不良という発表があった際、サントスの体重が落ちていないという情報もあったが、改めてその噂を裏付けるかのように、今日の計量でも277.8ポンドとヘビー級規定を12ポンドもオーバーする結果となった。

なお、今大会ではライト級トーナメントもスタートを切るが、シーズン4準優勝のパトリッキー・フレイレ、シーズン4ウェルター級トーナメント・ファイナリストで五輪柔道代表経験のあるリック・ホーンら、出場8選手は全て滞りなく計量を終えている。

マイケル・チャンドラーへの挑戦権を賭けて戦うライト級トーナメント。本命は前述したフレイレとホーンと目されているが、ホーンと対戦するヒカルド・ティルローニは14勝1敗、ブラジリアン対決に挑むチアゴ・ミシェウは9勝2敗(9KO)、ヘネ・ナサレは10勝1敗と、彼らもレコード的に侮れない力を持っていることが予想される。

フレイレ、ミシェウ、ナサレ、ティルローニというブラジリアン4名が、ホーン、シーズン4ベスト4のロイド・ウッダード、ウェルター級から転向したブレント・ウィードマン、そのウィードマンと対戦する7連勝中(通算17勝3敗)のJJ・アンブローズ――、4名の米国人ファイターをリードしているシーズン6ライト級トーナメント・スタートラインだ。
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