今さら聞けない!? Androidスマホの超基本講座 (9) 紛失・盗難にも有効!? セキュリティ対策アプリを導入しよう
Androidスマートフォンを狙ったウイルスやマルウェアが増えている、というニュースが最近多い。
ユーザーが爆発的に増えているし、iPhoneと違って厳格な審査なしにアプリをマーケットに登録できてしまうから、悪意のあるユーザーにとってAndroidは狙いやすいOSなのだ。
Googleも対策を取り始めているが、以前紹介したようにAndroidマーケットでアプリをダウンロードする時に権限をチェックするという基本的な対策はぜひ続けてほしい。
しかし、それだけでは追いつかない。
ぜひ、セキュリティ対策アプリを導入しよう。
まずは、キャリアが提供しているサービスをチェックしたい。
ドコモとソフトバンクには、マカフィーと組んで提供しているウイルススキャンアプリがある。
基本的にウイルススキャン機能のみの提供だが、キャリアの提供する紛失時のサポートサービスなどと合わせて使うならばちょうどよいサービスだ。
専用アプリもAndroidマーケットなどから簡単に入手できる。
「ウイルスバスター」や「ノートン」、「カスペルスキー」といったPC向けでおなじみのブランドからも続々とAndroid向けの製品が登場しているから、もし使い慣れているものがあるならばそれを選んでもよいだろう。
なかにはAndroidマーケットでは販売せず、パッケージ販売になっているアプリもあるから、使ってみたいものがあるならばメーカーサイトを見てみるとよい。
また、無料のツールもたくさんあるから、機能や評判を確認して選んでみることをお勧めする。
セキュリティアプリには単機能型と複合型がある。
先に挙げた大手メーカー製アプリはどれも複合型だ。
ウイルス対策や危険なサイトへのアクセスブロックといった、PCでもおなじみのセキュリティ機能だけでなく、スマートフォンだからこそ求められる機能も装備している。
特に強化されているのが「紛失・盗難」に備えた機能だ。
最も基本となるのは、手元にないスマートフォンをロックして使えなくしてしまう「リモートロック」だ。
パスワードなどをかけておくのと同じ効果だが、普段はパスワードをつけずに手軽に使っていたいという人も紛失してしまってからロックできるとなれば安心だろう。
さらに、スマートフォンに入っているデータをまるごと削除してしまう機能もある。
「リモートワイプ」とか「リモート削除」と言われる機能だ。
手元にスマートフォンを取り戻すための機能を持っているアプリもある。
例えば、GPSでスマートフォンが現在ある位置を調べられるアプリは多い。
さらに大きな音を出したり、カメラを起動して撮影することで周囲の様子を確認したりする機能を搭載しているものもある。
このほか、データバックアップやアプリの安全性評価、出会い系やギャンブルなどのサイトにアクセスできなくする「ペアレントコントロール」、迷惑電話やSNSのブロックなど、安全・安心に関係する機能がいろいろと盛り込まれている。
自分にとって何が大事かを考えて選ぶとよいだろう。
紛失時のロック・ワイプや位置確認機能などはキャリアや端末メーカーが独自行っているサービスもあるから、そうしたものと組み合わせて使うのもよい。
セキュリティを考える時、スマートフォンを「PCのような機能がついた携帯電話」ととらえず「通話機能のついたコンパクトなPC」ととらえてもらいたい。
なぜなら、今やPCでできる多くのことがスマートフォンでもできてしまうからだ。
携帯電話だからこそ入っているアドレスや写真といったデータのほか、PCと連携させて使っているオンラインサービスのデータも入っているはずだ。
さらに、仕事の書類を編集している人もいるだろう。
GPSの記録をたどれば、住所や職場だってわかってしまう。
スマートフォンを上手に使いこなしている人ほど、多くの情報が詰まっているわけだ。
Androidスマートフォンはあまりにも急速に普及してしまったため、十分な知識を持っていないユーザーも多い。
なかには「メールとネット検索くらいしか使っていないし、大したデータは入っていないから大丈夫」と思っている人もいるだろうが、毎日持ち歩くスマートフォンからは本当にたくさんのデータが読み取れてしまう。
しかも、インターネットに常時接続しているから怪しい通信を発見するのは難しいし、うっかり落としたり盗まれたりしても気付きにくい。
細心の注意をもって使うことはもちろん大切だが、それだけでは追いつかないのが実情だ。
お持ちのAndroidスマートフォンには、ぜひ何か1つセキュリティアプリを導入してもらいたい。
ユーザーが爆発的に増えているし、iPhoneと違って厳格な審査なしにアプリをマーケットに登録できてしまうから、悪意のあるユーザーにとってAndroidは狙いやすいOSなのだ。
Googleも対策を取り始めているが、以前紹介したようにAndroidマーケットでアプリをダウンロードする時に権限をチェックするという基本的な対策はぜひ続けてほしい。
ぜひ、セキュリティ対策アプリを導入しよう。
まずは、キャリアが提供しているサービスをチェックしたい。
ドコモとソフトバンクには、マカフィーと組んで提供しているウイルススキャンアプリがある。
基本的にウイルススキャン機能のみの提供だが、キャリアの提供する紛失時のサポートサービスなどと合わせて使うならばちょうどよいサービスだ。
専用アプリもAndroidマーケットなどから簡単に入手できる。
「ウイルスバスター」や「ノートン」、「カスペルスキー」といったPC向けでおなじみのブランドからも続々とAndroid向けの製品が登場しているから、もし使い慣れているものがあるならばそれを選んでもよいだろう。
なかにはAndroidマーケットでは販売せず、パッケージ販売になっているアプリもあるから、使ってみたいものがあるならばメーカーサイトを見てみるとよい。
また、無料のツールもたくさんあるから、機能や評判を確認して選んでみることをお勧めする。
セキュリティアプリには単機能型と複合型がある。
先に挙げた大手メーカー製アプリはどれも複合型だ。
ウイルス対策や危険なサイトへのアクセスブロックといった、PCでもおなじみのセキュリティ機能だけでなく、スマートフォンだからこそ求められる機能も装備している。
特に強化されているのが「紛失・盗難」に備えた機能だ。
最も基本となるのは、手元にないスマートフォンをロックして使えなくしてしまう「リモートロック」だ。
パスワードなどをかけておくのと同じ効果だが、普段はパスワードをつけずに手軽に使っていたいという人も紛失してしまってからロックできるとなれば安心だろう。
さらに、スマートフォンに入っているデータをまるごと削除してしまう機能もある。
「リモートワイプ」とか「リモート削除」と言われる機能だ。
手元にスマートフォンを取り戻すための機能を持っているアプリもある。
例えば、GPSでスマートフォンが現在ある位置を調べられるアプリは多い。
さらに大きな音を出したり、カメラを起動して撮影することで周囲の様子を確認したりする機能を搭載しているものもある。
このほか、データバックアップやアプリの安全性評価、出会い系やギャンブルなどのサイトにアクセスできなくする「ペアレントコントロール」、迷惑電話やSNSのブロックなど、安全・安心に関係する機能がいろいろと盛り込まれている。
自分にとって何が大事かを考えて選ぶとよいだろう。
紛失時のロック・ワイプや位置確認機能などはキャリアや端末メーカーが独自行っているサービスもあるから、そうしたものと組み合わせて使うのもよい。
セキュリティを考える時、スマートフォンを「PCのような機能がついた携帯電話」ととらえず「通話機能のついたコンパクトなPC」ととらえてもらいたい。
なぜなら、今やPCでできる多くのことがスマートフォンでもできてしまうからだ。
携帯電話だからこそ入っているアドレスや写真といったデータのほか、PCと連携させて使っているオンラインサービスのデータも入っているはずだ。
さらに、仕事の書類を編集している人もいるだろう。
GPSの記録をたどれば、住所や職場だってわかってしまう。
スマートフォンを上手に使いこなしている人ほど、多くの情報が詰まっているわけだ。
Androidスマートフォンはあまりにも急速に普及してしまったため、十分な知識を持っていないユーザーも多い。
なかには「メールとネット検索くらいしか使っていないし、大したデータは入っていないから大丈夫」と思っている人もいるだろうが、毎日持ち歩くスマートフォンからは本当にたくさんのデータが読み取れてしまう。
しかも、インターネットに常時接続しているから怪しい通信を発見するのは難しいし、うっかり落としたり盗まれたりしても気付きにくい。
細心の注意をもって使うことはもちろん大切だが、それだけでは追いつかないのが実情だ。
お持ちのAndroidスマートフォンには、ぜひ何か1つセキュリティアプリを導入してもらいたい。