厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、1月の残業などの1人当たりの所定外労働時間は、製造業で前年同月比1.5%増の13.3時間で、5カ月連続の増加となった。

 全産業平均の所定外労働時間は、前年同月比1.0%増の9.9時間。

 一方、1月の1人当たりの現金給与総額は、前年同月と同水準の27万3318円。現金給与総額のうち、所定内給与は24万2642円(同0.3%増)、所定外給与は1万8432円(同1.2%増)、賞与や手当などの特別に支払われた給与は1万2244円(同5.3%減)となっている。所定内給与の増加は2010年12月以来。

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