PRIDE的な派手な演出。懐かしい会場の雰囲気が、中国で再現されている。ちなみにチャンシャーは人口650万人の大都市だ

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11月5日(土・現地時間)に中国で行われた「HERO LEDEND(英雄伝説)」に出場し、中国のトップMMAファイター=ヤン・ジェンピンと対戦した祖根寿麻(志村道場)。PRIDE全盛期のような3万人の前で戦い、祖根は一体何を感じたのか――。

湖南省長沙市長沙賀龍体育店、フーナンの省都チャンシャー市にあるホアローン・スタジアムは体育館ではなく、5万人収容の競技場。今大会はリング使用で、キックとMMAの試合が行われ、3万人近い観客が集まった。巨大なスクリーンからファイターが登場するさまは、まさにPRIDEそのもの。ルールは5分×3Rで、祖根は本来バンタム級のファイターだが、今回は65キロマッチで出場した。

対戦相手のヤンは、AOW時代からMMAに上がっているファイター。戦績は5勝3敗1分、敗戦のうち一つは香港のLFCで日本の若林琢磨と戦い、寝技で蹴りを使い反則負けになったもの。

筋肉隆々、なかなかの二枚目で抜群の人気を誇るヤンだが、祖根陣営が立ち会えない計量でガッツポーズを見せていたものの、実のところは計量オーバー。後からそれを知った祖根サイドが抗議し、1ポイントペナルティが与えられた。

序盤は互いに間合いを計りながら、静かなスタートに。距離を詰めたヤンが首投げから、テイクダウンを奪い、バックに回り込むと、祖根が返して立ち上がる。動きが二転三転すると、湖南省のファンはグランドでも立ち上がって、大いに沸いた。

その後、体格で優るヤンがシングルレッグ、サバ折りでテイクダウンを決めるも、グラウンドでのブレイクが多く、ヤンのパウンド後にスタンドで再開になる展開が続く。祖根も1Rに一度、2Rにもサバ折りでトップを奪うが、ハーフを取ったヤンの肩ブリッジで態勢を返され、有効な攻めを見せることができない。

ガードからヒザ十字も狙ったが、ヤンはロープを掴んで足を引抜き、レフェリーも注意を与えない。そんな細かい部分も見られたが、優勢に試合を進めていたのは明らかにヤンの方。強烈な左フックを振るうヤンに対し、祖根も左ミドルをヒットさせるが、どうしても押し込まれ、組まれて倒されてしまう。

3Rに入ると、距離をとってポイントアウトに出たヤン。一気に近づくと、左フックや左ボディを打ち込み、サッとを距離をとる。なかなか追い込むことができない祖根は、ここでシングルからテイクダウン、バックを奪われそうになり万事休す。

そのままタイムアップとなり、ヤンが判定で祖根を下した。次戦はホームグランドHEATのケージのなかで、記念すべき20回大会=ディファ有明(17日・土)で、京都のGSPこと釜谷真(Team Touri)と対戦する祖根寿麻から、ヤン戦、中国で3万人を前でのファイトに関して、下記のようなコメントが届いている。