デトロイトのオブジェ00
かつては自動車の街として知られた、アメリカ・ミシガン州の都市デトロイト。

しかしながら日本車の台頭などで不況となってからは荒れ果て、廃墟となっている地域も目立ちます。

閉鎖され廃墟となった中央駅の、誰も近づくことのない6階に、不思議なオブジェが置いてあると話題になっていました。

 

大きな画像(1280x956) デトロイトのオブジェ01
いったいこれは!?

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拡大してみると、まわりのガレキを積み上げたようですが、見れば見るほど美しくテクニカルな構成になっています。

いったいどこの誰が、そしてどうやって積み上げたのでしょう。

誰も近寄らない廃墟の中に、こんなアートがあることに、海外サイトのコメントも盛り上がっていました。

抜粋してご紹介します。

・アンディー・ゴールズワージーを思い出させる。
アンディー・ゴールズワージー - Wikipedia

・しばらくそこにずっとあるといいな。

・デトロイト・ロック・シティ。

・地獄への門だな。

・デトロイトには芸術的なホームレスがいるんだな。

・もしかしたらほとんどのホームレスは芸術的なのかもしれない。

・むしろ、ほとんどの芸術家がホームレスに近いんだろう。

・いけにえをささげる台なんだよ。

・古いオートメーション産業の神が、血を求めているんだ。

・ポルターガイストだ。

・線対称なブロックの積み上げだ。

・これはミシガン・セントラル・ステーション?(1988年に閉鎖)

(本人) そうだよ。

・こういうものはケアンズと呼ばれ、世界中にある。
ケアン - Wikipedia

・今日僕は、石の山に名前があることを知った。

・こんな風に本を積み上げる人間はいない。

・アーティストが作っているところ。
[画像を見る]

アーティストの WEBサイト

・「石を積み上げて、それを芸術と呼んだよ」 ― スコット・ホッキング

・「天井に絵を描いて、それを芸術と呼んだよ」 ― ミケランジェロ

ころがってるガレキを積むだけで、よくぞこれだけインパクトを生み出せるものです。

いったい誰がこんな事が可能なのかと思いましたが、やはりアーティストの手によるものでした。

Found this on the 6th floor of the old train depot in Detroit.

らばQ【何者のしわざ?デトロイトの廃墟に置かれていた謎のオブジェが話題に】より

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