ユーフォーテーブルが徳島に映画館をオープン、常時アニメ作品などを上映
「空の境界」や2011年にテレビ放映される「Fate/Zero」などで知られるアニメ制作会社ufotableが、徳島に映画館をオープンすることが明らかになりました。
徳島市の新町地区にあるビルを改装し、アニメ作品などを常時上映する予定。また、インターネットを活用したコミュニティースペースや、徳島市中心部で開催されているアニメ系複合イベント「マチ★アソビ」のインフォメーションセンターも併設されるそうです。
ufotableが徳島にオープンする映画館については以下から。アニメ制作会社が計画 東新町映画館復活へ - 徳島新聞社
守住ビルの外観はこんな感じです。
同地区の映画館は2006年1月に「徳島東宝」「東宝シネマ」が閉鎖されているため、新町地区に常設映画館が開館するのは久しぶりのことになります。
ユーフォーテーブルの関係者によると、映画館には大小二つのホールを設ける予定で、収容人数は合わせて約100人となるそうです。
同施設には、映画館のほかにインターネットを活用したコミュニティースペースや、徳島市中心部で開催されているアニメ系複合イベント「マチ☆アソビ」のインフォメーションセンターも設けるとのこと。現在、改築に向けて設計を進めていて、1年以内の開館を目指しているそうです。
東京・高円寺と徳島でカフェを経営し、そして新宿三丁目にダイニングをオープン予定のユーフォーテーブルですが、映画館を手掛けるのは今回が初めて。
ufotableの近藤光社長は以前から「アニメをきっかけに、若者が徳島にとどまりたいと思える街をつくりたい」と語っており、映画館もその一環として構想を温めていたようです。東新町での開設について「街のシンボルとして、長く親しまれる施設にしたい」と話しています。
映画館のオープンについては5月4日に近藤社長がビルで会見を開き正式発表するとのことなので、5月3日〜5日に徳島で開催される「マチ★アソビ vol.6」開催中に行われる「ufotable新コンテンツ発表会」がその会見に当たるのかもしれません。
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