南アフリカW杯の開催が迫り、今月10日には、いよいよ日本代表メンバー23人を発表する記者会見が行われる。

7日放送の日本テレビ「NEWS ZERO」では、元日本代表監督=フィリップ・トルシエ氏にインタビュー、選考の裏側を尋ねた。

「私と岡田監督は哲学が違います。岡田監督は23人のベストな選手を選ぶと思います。肉体的、技術的、コンディションで同じ能力の選手を選ぶという意味です」(同番組の翻訳より)と語るトルシエ氏は、身体能力重視の選考に懸念を示す。

「心配なのは、チームを団結させるための選手を考えずにバランスの欠いた最強のチームを作ろうとすることです」と続ける同氏は、2002年の日韓W杯で、中山雅史、秋田豊をまとめ役として起用したことを例に挙げると、「私が中山や秋田に対して持っているイメージはお寺の番人です。チームに心理的な安心感、連帯感を与えることのできる選手を選ぶことが非常に大切なのです」と説明した。