【UFC110】PRIDE三巨頭が揃い踏み!初の豪州大会は日本上陸に大きく関係?
UFCにとって初のオーストラリア大会は、ニューサウスウェールズ州シドニーのエイサー・アリーナで行なわれる。オリンピックパーク内にある同アリーナは、収容人員が21000人といわれており、既にチケットはソールドアウト。現地の盛り上がりは相当だという。
ブラジル大会でもセミファイナルに出場していたヴァンダレイ。当初の予定では日本の秋山成勲との対戦が予定されていたが、観客動員を考慮してか、TUF3ウィナーでコモンウェルス・オブ・ネイションズ――、いわゆるブリティッシュ・コモンウェルスの一員英国からマイケル・ビスピンが出場、対戦することになった。
15年前のムエタイマッチ以来だというヴァンダレイのミドル級ウェイト戦はUFC参戦以来1勝3敗と苦戦が続く彼にとって、トップの力を証明するための最後のチャンスといえる。シュートボクセ時代の参謀ハファエル・コルデイロをカリフォルニアから呼び寄せ、ハングリーだった過去を思い出すようなトレーニングで、ヴァンダレイは汗を流している。
コルデイロもまた、ケージ対策として自らキング・モーとレスリングの練習を繰り返し、そこで培ったテクニックをヴァンダレイに伝授。ケージ対策がこれまでになく入念に行なわれている模様だ。
とはいっても、オールラウンダーぶりではビスピンが一枚上。打撃戦からテイクダウンというスタイルの持ち主――という印象が強いビスピンだが、実際にはガードワークを中心とした寝技も相当な熟練度を誇る。
ただし、過去数戦を振り返る限り、互いにアゴが弱くなっている印象があるだけに、打撃戦の後――の展開が勝敗に大きく影響する可能性が高い。なお、この一戦の勝者は、既に秋山と対戦することが内定しているようだが、ヴァンダレイはその一戦を日本で行ないたいと宣言している。