――歌を始めたのは、いつ位からですか?

及川:歌を始めたのは、もう小さい頃で。幼稚園とか小学校低学年とかから歌が好きで、いつも歌っていたので、いつ始めたかは境界線が分からないですけど。その時は童謡とか、親が聴いていた曲とかを歌ったりしてましたね。小学校低学年からアメリカに行ったので、アメリカのラジオで流れているポップスとかCDを買ったりして、聴いて憶えて歌ったり。

――前作の「Celebration」ではクラシックをモチーフにしていましたが、ご自身のルーツでは特にないですか?

及川:私がというよりは、親がクラシックを大好きで。家でよく掛かっていたので、クラシックを自分から聴きに行ったというよりは、自然に染み込んだという感じですね。曲は、聴けば「あぁー!」って知っている曲ばかりですし。

――田中さんが、前作の「Celebration」でQ;indivi Starring Rin Oikawaとして及川リンさんを起用された理由は何故ですか?

田中:元々、Q;indiviというのが覆面のユニットというか。自分が他のアーティストへの楽曲提供とかプロデュースとかで色々と仕事をやっていく中で、「こういうものも作りたいな」という気持ちが自然に生まれてきて。じゃあ遊び場じゃないですけど、そういうものを昇華させる場所を一つ作りたいなというサークル活動みたいな感じで始めたんですよね。それに対して、このシリーズは彼女の声にもう少しスポットを当てたもので、既存の楽曲、純粋に声の魅力を通じてアプローチをしていくという企画で最初は始まったんですよね。シンプルに「いい楽曲を、いい声で歌う」という企画なので、彼女がピッタリでした。

――前作の「Celebration」から、今回「Winter Celebration」を出された経緯は?

田中:「Celebration」は祝福感というか、お祝いするみたいなムードがあったので。やっぱり冬のお祝いと言えば、クリスマスソングかなという所で。やるからには、なるべく新鮮に聞こえるアプローチでトライしてみました。

――クリスマスソングは今回の収録曲以外にも存在しますが、選曲基準は?

田中:みんなが知ってる楽曲で、一度は口ずさんだことがある楽曲で。あと及川本人の声に合うもので、それによって新鮮に感じるものですね。やっぱりオペラっぽいとか、ゴスペルっぽいものが多いので。こういう声で、こういうサウンド感でやるとすごく新鮮に聴こえるな、という楽曲を基準に選びました。

及川:「White Christmas」と「Silent Night~きよしこの夜」の2曲はずっと前から歌ってみたかった曲で。特に「Silent Night~きよしこの夜」は歌い出しの部分がすごくコーラスが重なっているんですけど、それがずっと前からやってみたかったので、今回実現して「やったぁー!」と思いました(笑)。それが一番、念願叶って「あぁ、出来たなー!」と思いましたね。

――ボーナストラックとして「Silent Night~きよしこの夜―Japanese Ver.」が収録されていますが、日本語詞を入れた理由は?

及川:特に日本語の曲を入れる予定は無かったんですけど、いつも全部英語ばかりなので、ボーナストラックで。日本語の曲を出すのは初めてなんですけど、やってみてもいいかなと思って(笑)。

――周囲の反応は如何でしたか?

及川:「今回、日本語だねー」とか、意外に何も言われなかったんです。本当に一回も日本語で出したことがなかったんですけど、日本語が入っていても誰も何も違和感が無く(笑)。見事に何も言われなかったんですよ!今の所は。個人的には、「あっ!今回、日本語だ」って思っているんですけど、周りはそんなに違和感が無かったみたい。でも、それは逆に今後、日本語の曲を出すにあたって、「えっ?」って思われないという点では良かったなと思います。「日本語も歌えるんだ」みたいな。