日本人材派遣協会が主要人材派遣会社541事業所を対象に実施した「労働者派遣事業統計調査」によると、7月〜9月の派遣スタッフの平均実稼働者数は前年同期比79.3%の33万3193人となり、前四半期に続き、前年同期比割れとなったことが分かった。全地域で前年同期比割れとなっている。

 業務別にみると、「製造業務」の実稼働者数が前年同期比43.9%に留まり、前四半期(前年同期比43.2%)から全く回復していない。

 「機器操作関係」(76.3%)、「財務関係」(75.8%)、SE・プログラマー等の「情報処理システム開発関係」(71.7%)、「営業」(70.9%)、「貿易関係」(65.0%)、「販売」(64.1%)と軒並み前年同期比で大幅減となっている。一方、「一般事務」と「軽作業」は前年同期に比べて増加が続いている。

 紹介予定派遣は前年同期比51.5%だった。

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