YU-A(撮影:野原誠治)
 4月22日、シングル「逢いたい…」でFoxxi misQよりソロデビューを果たした、YU-A。彼女自ら作詞を手掛けた同曲の歌詞は現在、携帯歌詞表示サイト「デジ歌詞JOYSOUND」で2週連続閲覧数1位を記録中。4月8日からレコチョクで先行配信した同曲の着うたフル(R)は、8日から14日までの週間ランキングで2位を記録し、着うた(R)・着うたフル(R)の合計ダウンロード数も10万件を突破している。

――YU-AさんはFoxxi misQの3人のメンバーの中では、自分のことをどんなタイプだと思いますか?

YU-A:自由人でしたね。結構、自由奔放にやっていたかなと思います。

――他の2人を見て、自分には無い部分を感じることはありますか?

YU-A:CHiEはすごく、一個気になりだしたら止まらない性格の人なので(笑)。ちょっとでも気になったら、とことん全部調べるんですよ。分からないことが無いように色々と調べたりしていて。私は調べ物とか苦手なので、そういう追求心みたいなものはすごいなと思いますね。DEMは、いつでも笑顔でムードメーカー的な存在でいてくれる所ですかね。私はもう楽しい時は楽しいし、悲しい時は悲しいし、常に一定のテンションを保っていられない人なので、そういう所はすごいなと思いますね。

――あまり自覚はないけど、周囲の人から言われることはありますか?

YU-A:発言だったりが「昭和っぽい」とか「お母さんっぽい」って言われますね。「バタンキュー」とか「お色気ムンムン」とか、普段はそんなに使っているつもりは無いんですけど、収録とかになると出ちゃったりしていて。あと、身近な人には「ちょっともう、これ早く片付けて!」とか結構、お母さんっぽい感じになっちゃったりしますね(笑)。

――今までにも他のアーティストの作品にフィーチャリングで参加されてきましたが、今回Foxxi misQからソロデビューするいきさつは、どのように?

YU-A:童子-Tさんとの「願い」という曲があって、それが同世代の人達の心にすごく届いて、「思い出の歌です」みたいに書いてくれたりして。最初は実感が無かったんですけど、だんだんと実感していく中で、「そういうメッセージが歌えるんだな」というか、「そういう風にみんなの思い出の曲になれるなんて、すごく素敵だな」と思って、単純にすごく嬉しくて。そういう曲を、もっと等身大のYU-Aとしてみんなに伝えていきたいなと思って、ソロ活動をしていこうってなりましたね。

――ソロとして活動し始めて、新たに気付いたことはありますか?

YU-A:意外と知らないことがすごく多かったなと思って。一人でやっていって、「アレもやりたい!」「コレもやりたい!」って、だんだん欲が出ていく中で、それをやるためにはこれを知っておかなきゃいけない、というものがどんどん出てきたんですよね。「これは絶対にやりたいから、そのためにはこれをやろう」となっていったり、そういう所ですかね。

――意識的に、Foxxi misQとは変えていることはありますか?

YU-A:多分、一番分かりやすい所で言うと、衣装だったりメイクだったりは大分違うのかな。Foxxi misQは結構、カッコイイ女性像を意識してずっとやってきていたし。でも、ソロでやっていく中で、「もっと等身大なものは何だろう?」と思った時に、今回は衣装とかのテーマをちょっと“ドールっぽい”雰囲気にしたいなと思って、素材だったり色味だったりを選んでいったんですよ。

――衣装だったり、ジャケットやミュージックビデオのビジュアルイメージについては、今までもご自身で意見を出されてきたんですか?

YU-A:そうですね。出してましたけど、メンバーがいて、プロデューサーさんやスタッフさんもいて進めていくスタイルだったので、みんなの意見の中でいいものを取って作っていった感じだったんですよね。でも今回は1人だし、もちろんプロデューサーさんやスタッフさんもいるんですけど、これまで以上に色んなことに参加していきました。例えば、スタイリストさんを決める最初の段階から関わって色々とやっていったし。ジャケットも初めてフィルム撮影をやってみて、それによってデジタルには無いすごく独特な雰囲気が出て、それが切なさになるんじゃないか?という話も色々としたり。とことん話し合いながら、やっていきましたね。