キマグレン、青山テルマらが葉山マリーナで潮風ライブ
今月2日、富士山と江ノ島を正面に臨む神奈川・葉山マリーナにてユニバーサルミュージックの屋外ライブイベント「SUMMER EXPRESS 2008 in Hayama Marina」が開催。数々の豪華クルーザーが立ち並ぶヤードに設けられたステージにはフレッシュな6組と特別ゲストが出演。交通手段に優れた場所では無いにも関わらず、遠方から1,700名もの観客が詰め掛け、夕焼けから夜空へと景色が変化を遂げ、潮風が吹く中で心地良い音楽に酔いしれた。
午後5時の開演と共にトップバッターで登場したのは、先月29日にメジャー・デビュー・シングル「パノラマ」を発表したばかりのヨースケ@HOME(25)。昨年に東京から沖縄までをストリートライブしながら自転車で走破した経験を持つ自然児は「パノラマ」の他、全3曲を披露。この夏、日本各地で開催されるフェスにも多数出演し、屋外でのライブが大好きだという彼は「皆で夕陽を見ながら素敵な日にしましょう」と呼び掛け、観客を一体感で包んだ。
続いて登場したのは、湘南を中心に活動する松井貴志と来海宏によるサーフ・ポップ・ユニット、LauLa。地元でのライブということもありリラックスした雰囲気の中、新感覚のハワイアンを4曲演奏。小麦色の肌に色鮮やかな衣装が美しく映える魅惑的なフラダンサーを従え、夕暮れ迫る海を背景に極上のハーモニーを響かせ、最後は先月30日に発売したばかりのKANの名曲「愛は勝つ」のカバーで締めくくった。
前半ラストを務めたのは、先月16日に発売したデビュー・アルバム「ZUSHI」がオリコン初登場1位を記録し、自身も逗子でライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」を経営する逗子出身のISEKI(27)とKUREI(28)からなる、キマグレン。彼らの熱いパフォーマンスに観客も総立ちとなり、手を高く振って大きな声援を上げる。最後の曲は、キマグレンの名を逗子から全国へと轟かせたこの夏のサマーアンセム「LIFE」を披露。イントロのアコースティックギターが流れると会場は興奮と大歓声に包まれ、今まさに夕陽が沈もうかという絶好のシチュエーションの中、一体感のある魂のこもったステージを締めくくった。
ここでスペシャルゲストとして、80年代に一世を風靡したシティポップの旗手、杉真理と村田和人によるスペシャルユニット、ALOHA BROTHERSが登場。デビュー31年を迎える杉と26年目の村田という大物サプライズゲストの登場に、彼らと同時代に青春時代を過ごした観客の中には懐かしさが込み上げたのか、涙を浮かべる姿も見られた。夕暮れからライトアップされたステージで「君にしてあげられること」など全4曲を艶やかに円熟した味わいで丁寧に歌い上げ、葉山という大人のリゾート風景に彩りを加えた。
後半は、日本が誇るNo.1女性DJ、DJ Kaoriからスタート。先月に発売され大ヒットを記録した最新作「DJ KAORI’S RAGGA MIX」からセレクトしたレゲエ・ヒットを中心に、ステージ狭しとパワフルに踊りまくる女性ダンサー2名を従えて渾身のプレイを披露。重低音が響き渡り、色鮮やかな照明が点滅する中、「Are you party people? Com’on !!」と観客を煽ると、場内の雰囲気は一転、巨大な屋外クラブと化した。「デッカい音で音楽聴くと気持ちいいよねーっ!」とのKaoriの呼び掛けに観客も大歓声で応え、「ALL NITE LONG」でフィナーレを迎えた。
続いてステージに現れたのは、今年上半期最大のヒットシングル「そばにいるね」で一躍トップスターに躍り出た、青山テルマ(20)。ライトを浴びてキラキラと煌くシルバーメタリックのワンピースを纏い、潮風にウェービーヘアなびかせながら、デビュー曲「ONEWAY」をしなやかで表現力豊かなヴォーカルで披露。「そばにいるね」のイントロのピアノが流れると観客は総立ちとなり、体を左右にゆったりと揺らして大合唱。ヴォーカルではもはや新時代のディーバたる貫禄を見せるテルマだが、MCでは「デビュー1年経たずして、こうした素敵なステージに立てるのも皆さんのおかげ。本当にありがとう」と素直に感謝の気持ちを伝え、等身大で飾らないキュートな素顔を覗かせる。最後は最新シングル「何度も」を歌い上げ、ステージを後にした。
この日のトリを務め、大歓声で迎えられたのはMicro。相次いで登場したファミリーメンバー、Spontania、L-VOKAL、NAOが共に会場を盛り上げると、それに応える形でMicroも最新ヒット曲「踊れ」に始まり全5曲を披露。最後「Yukiyanagi」では温かくピースフルな雰囲気の中、Microの「頑張らなくてもいいんだよ」と訴えかけるメッセージを、強く観客の心へと響かせた。
鳴り止まぬアンコールの歓声に迎えられ、出演者がステージに勢揃い。最後は全員でBEGINの名曲「島人ぬ宝」を合唱すると、総立ちの観客も「エイヤーサッサ」と合いの手を入れて掛け合う。一体感に包まれる中、アツい真夏の一夜が幕を下ろした。
・青山テルマ|キマグレン|DJ Kaori|Micro - アーティスト情報
■関連記事
・インタビュー:RYTHEM with キマグレン「何か同じ匂いがしました」(2008年07月25日)
・MAKAIのクラブイベントに青山テルマら豪華ゲストが出演(2008年06月09日)
・キマグレン、逗子海岸から全国区へ(2008年05月26日)
・RYTHEM、キマグレンとのコラボ曲を発表(2008年05月24日)
・青山テルマ、史上最速ミリオン達成(2008年03月11日)
午後5時の開演と共にトップバッターで登場したのは、先月29日にメジャー・デビュー・シングル「パノラマ」を発表したばかりのヨースケ@HOME(25)。昨年に東京から沖縄までをストリートライブしながら自転車で走破した経験を持つ自然児は「パノラマ」の他、全3曲を披露。この夏、日本各地で開催されるフェスにも多数出演し、屋外でのライブが大好きだという彼は「皆で夕陽を見ながら素敵な日にしましょう」と呼び掛け、観客を一体感で包んだ。
続いて登場したのは、湘南を中心に活動する松井貴志と来海宏によるサーフ・ポップ・ユニット、LauLa。地元でのライブということもありリラックスした雰囲気の中、新感覚のハワイアンを4曲演奏。小麦色の肌に色鮮やかな衣装が美しく映える魅惑的なフラダンサーを従え、夕暮れ迫る海を背景に極上のハーモニーを響かせ、最後は先月30日に発売したばかりのKANの名曲「愛は勝つ」のカバーで締めくくった。
前半ラストを務めたのは、先月16日に発売したデビュー・アルバム「ZUSHI」がオリコン初登場1位を記録し、自身も逗子でライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」を経営する逗子出身のISEKI(27)とKUREI(28)からなる、キマグレン。彼らの熱いパフォーマンスに観客も総立ちとなり、手を高く振って大きな声援を上げる。最後の曲は、キマグレンの名を逗子から全国へと轟かせたこの夏のサマーアンセム「LIFE」を披露。イントロのアコースティックギターが流れると会場は興奮と大歓声に包まれ、今まさに夕陽が沈もうかという絶好のシチュエーションの中、一体感のある魂のこもったステージを締めくくった。
ここでスペシャルゲストとして、80年代に一世を風靡したシティポップの旗手、杉真理と村田和人によるスペシャルユニット、ALOHA BROTHERSが登場。デビュー31年を迎える杉と26年目の村田という大物サプライズゲストの登場に、彼らと同時代に青春時代を過ごした観客の中には懐かしさが込み上げたのか、涙を浮かべる姿も見られた。夕暮れからライトアップされたステージで「君にしてあげられること」など全4曲を艶やかに円熟した味わいで丁寧に歌い上げ、葉山という大人のリゾート風景に彩りを加えた。
後半は、日本が誇るNo.1女性DJ、DJ Kaoriからスタート。先月に発売され大ヒットを記録した最新作「DJ KAORI’S RAGGA MIX」からセレクトしたレゲエ・ヒットを中心に、ステージ狭しとパワフルに踊りまくる女性ダンサー2名を従えて渾身のプレイを披露。重低音が響き渡り、色鮮やかな照明が点滅する中、「Are you party people? Com’on !!」と観客を煽ると、場内の雰囲気は一転、巨大な屋外クラブと化した。「デッカい音で音楽聴くと気持ちいいよねーっ!」とのKaoriの呼び掛けに観客も大歓声で応え、「ALL NITE LONG」でフィナーレを迎えた。
続いてステージに現れたのは、今年上半期最大のヒットシングル「そばにいるね」で一躍トップスターに躍り出た、青山テルマ(20)。ライトを浴びてキラキラと煌くシルバーメタリックのワンピースを纏い、潮風にウェービーヘアなびかせながら、デビュー曲「ONEWAY」をしなやかで表現力豊かなヴォーカルで披露。「そばにいるね」のイントロのピアノが流れると観客は総立ちとなり、体を左右にゆったりと揺らして大合唱。ヴォーカルではもはや新時代のディーバたる貫禄を見せるテルマだが、MCでは「デビュー1年経たずして、こうした素敵なステージに立てるのも皆さんのおかげ。本当にありがとう」と素直に感謝の気持ちを伝え、等身大で飾らないキュートな素顔を覗かせる。最後は最新シングル「何度も」を歌い上げ、ステージを後にした。
この日のトリを務め、大歓声で迎えられたのはMicro。相次いで登場したファミリーメンバー、Spontania、L-VOKAL、NAOが共に会場を盛り上げると、それに応える形でMicroも最新ヒット曲「踊れ」に始まり全5曲を披露。最後「Yukiyanagi」では温かくピースフルな雰囲気の中、Microの「頑張らなくてもいいんだよ」と訴えかけるメッセージを、強く観客の心へと響かせた。
鳴り止まぬアンコールの歓声に迎えられ、出演者がステージに勢揃い。最後は全員でBEGINの名曲「島人ぬ宝」を合唱すると、総立ちの観客も「エイヤーサッサ」と合いの手を入れて掛け合う。一体感に包まれる中、アツい真夏の一夜が幕を下ろした。
・青山テルマ|キマグレン|DJ Kaori|Micro - アーティスト情報
■関連記事
・インタビュー:RYTHEM with キマグレン「何か同じ匂いがしました」(2008年07月25日)
・MAKAIのクラブイベントに青山テルマら豪華ゲストが出演(2008年06月09日)
・キマグレン、逗子海岸から全国区へ(2008年05月26日)
・RYTHEM、キマグレンとのコラボ曲を発表(2008年05月24日)
・青山テルマ、史上最速ミリオン達成(2008年03月11日)