――それぞれ仕事のことから少し頭を切り離したい時にすることや、癒しを感じることはありますか?

戸田:私は、日常で過ごしていることが全て仕事に関わるというか、どれも大切なことだったりするので、音楽を聴いている時かな?買い物をしている時とかは、仕事から離れられる瞬間かもしれないです。映画を観ることもすごく好きなんですけど、どこかでお芝居のことを考えていたりする。

大山:あぁー、分かる。

戸田:だから、なかなか離れられないですねぇー。。

大山:(笑)。この前、ブラッと買い物に行った時、「このハット、超カワイイ!」って、すごく食いついて。

戸田:「どっちがいいと思う!?」って(笑)。

大山:その真剣さに、お店の人もびっくりですよ。「どっちがいいかな?やっぱりこっちかな?」とか言って、ハットが大好きだから、すごく悩んでいてね。

――そういう時は白黒じゃなくて、優柔不断なんですか?

戸田:「これだ!」と思ったものは結構、即決で決めるんですけど、その時は本当に両方欲しかったんですよ!でも、ハットは多いから2つ欲しくなかったんですよ!そこの葛藤で。「この質感で、こっちにこれが付いていたら良かったのに!」みたいな。すっごく悩んだんですよ!

――なるほど。そこまで悩むケースは滅多に無いんですね。

戸田:無いです!あの時は本当にすごかったよね。

大山:もう目がギラギラ!半端じゃないですよ!

戸田:燃えてたよね!しかも買い物に行ったのは久しぶりだったので、楽しかったぁー。百合香ちゃんに「どこでランチ食べる?」って誘われて、代官山に行ったんですけど、それが初めての代官山デビューだったんですよ。それで楽しくなっちゃって、「買い物!」みたいに燃えていたんですよ。「代官山と言えば、オシャレな街!」みたいな。私、東京に出てきてもう3年経ったんですけど、なんだかんだ外に出れていなくて、街を全く知らないんですね。だから、人に連れて行ってもらって知ることが多いですね。

――大山さんにとっての癒しとは?

大山:雨の日は特に、家に引きこもってずっと音楽を聴いていたり、寝る前も聴いたりするので、癒しということも含めて、やっぱり音楽はどこかに必ず結びついていますね。これからライブも増えるので、今は体力作りをしています。

――では最後に、こういう女性でありたいというイメージはありますか?

大山:23歳になっても、まだ世間を知らない自分がいて。でも、年を重ねるごとにずるくなっていって、品のいい女性になりたいなと思います(笑)。女優という仕事をしているけど、普段の恵梨香ちゃんと接していると、すごく感じるんですよ。「この人みたいになりたい!」という人がすごく周りにいるので。もっと磨きを掛けていきたいなと(笑)、最近すごく思いますね。女性に生まれたからこそ、出来ることもあると思うので。

戸田:私は、人間としても役者としてもそうなんですけど、自分に余裕が無いと言うか、いつも焦っている所があるんですよ。なので、自分に余裕がある女になりたいですね。自分のことだけじゃなくて、周りをちゃんと見れる人になりたいですね。目指すはアンジェリーナ・ジョリー!

――そこに行くんですね(笑)。

戸田:もうねぇ、可愛くってー。

大山:語り出した(笑)。

戸田:外見がもう、私好みなんですよ。それで世界に対して考えていることだったり、養子をもらったり、役者としても女としてもすごく好きで、人としても尊敬をしていて。そういう人になりたいですね。

大山:似合う。

戸田:うっそー!?

第1回「“伝える”というのは一緒」(2008年04月16日)
第2回「真っ直ぐ歌うこと、真っ直ぐ人に伝えること」(2008年04月23日)
第3回「離れないと、なかなか分からない」(2008年04月30日)

大山百合香「COVERS FOR LOVERS〜Yurika Sings J Love Songs〜」特集
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