<叱らない育児>理想と現実のギャップ。優しく諭すだけで本当に伝わる?子どもによって違うのでは?

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「叱らない育児」は、ママたちの間でも話題になることがあるテーマではないでしょうか。できることなら、いつでも穏やかに子どもと向き合いたいと思うママもいるでしょう。一方で、子どもの安全や周囲への配慮を考えると、すべての場面で実践するのは難しいと感じる人もいるようです。ママスタコミュニティにこんな投稿がありました。

『叱らない育児は、現在2歳男児を育てていて、とてもできる気がしません。概念ではなく本当に言い聞かせ、諭して聞いてくれるものですか? うちの息子はフライを揚げている最中にダッシュで抱き着いてくるし、駐車場で一瞬の隙に走ろうとします。とっさに捕まえて叱って子どもの身の安全を守り、最低限の善悪とマナーを教え、よそ様に迷惑をかけないので精一杯です』


2歳の男の子を育てている投稿者さんは、「叱らない育児」ができるのか疑問に感じています。育児中は子どもが危険な行動をしたり、周囲への配慮が必要になったりする場面もあるもの。そんなとき、反射的に注意したり叱ったりしてしまうこともあるでしょう。「叱らない育児」を理想に感じながらも、実際には難しいと感じているようで、同じように悩むママたちからコメントが寄せられていました。

「叱らない育児」、私にはできない

『難しいと思うわ、自分にはできなかった。子どもたちは成人しているけれど、「ダメ!」といつも言っていた。だからといって、おかしな方向には進んでないし、本気で伝えたいことは目を見てしっかり言えば子どもに伝わる』


『私は女の子相手だけれど、全然できていないかも(笑)。でも、放置系や間違った褒める育児の人たちを見てからは、子どもに悪いことを教える場合は、きちんと伝えていく必要はあるなと思った』


子どもが他の人に迷惑をかけたり危険な行動をしたとき、ただ言い聞かせるだけで対応するのは難しいと感じるママもいるようです。とっさの判断で「ダメ!」と言ったり、その場でしてはいけないことを伝えることもあります。「叱らないこと」だけを目標にするのではなく、子どもの安全や成長のために、家庭に合った関わり方を見つけることも大切なのかもしれません。叱る場面と見守る場面を考えながら、子どもと向き合うことが必要なのではないでしょうか。

危険な場面では、大きな声で注意を引いて叱ることも必要

『少なくともうちは無理。子どもの身の安全のために雷を落とすこともある。ゆっくり諭したところで聞いていない』


『命の危険がある場合には、即大きな声で止めないとダメだと思うけれどね。


揚げ物をしているときに急に抱きついたり、駐車場で飛び出したりすることは、大怪我や命の危険にさらされる可能性もあります。危険な状況であることを子どもに伝えるためには、普段とは違う強い反応が必要になる場面もあるのでしょう。

『1人の人間を育てるのに、言い聞かせる諭すだけで育つわけがないと思う』


『何も叱られない子どもがいると思う?』


また、誰にも叱られずに成長するのは難しいと感じるママもいるようです。ときには叱ることも、危険やルールを伝えるための大切な関わり方のひとつなのかもしれません。否定するのではなく、子どもに理由を伝えたり、考えを聞いたり……。親が「してはいけないこと」を伝えることは、子どもの成長を願う親子のコミュニケーションのひとつなのかもしれません。

「叱らない育児」は「何をしても叱らない」ではない

『叱らない育児って、できていることは褒めて、「こうやると良い」と思わせて、叱ることを減らすってことなんじゃないかな』


『叱らない育児って、その行動をやめさせない、じゃないよ。 例えば店内で騒いだ場合、叱って店に留まるのではなく「あなたが騒いだから帰るね」って即帰る。たとえ食事中でもね』


『叱ると怒るは違う』


「叱らない育児」という言葉の受け止め方は、人によって異なるようです。「何があっても叱らないこと」ではなく、叱る前の声かけや環境づくりを大切にし、叱る場面を減らす育児だと考える人もいました。なかには、「怒ると叱るは違う」という意見も。感情をぶつけるように怒るのではなく、子どもに危険やルールを伝えるために叱ることは別ものだと考えるママもいるようです。

子どもの性格によっても向き不向きがある?

『成功するかどうかは親子の気質と相性で変わると思う。大人しく「道路ではお手手つながないとだめだよ」「うん」となる子もいるけれど、それはもともとの性格も関係しているのでは』


『娘はできた。諭すだけで伝わった』


『うちはちょっと待っててねと言ったら、1時間過ぎても動かないタイプだった。言われたことを守る子だったから、叱られる場面が少なかった』


「叱らない育児」ができるかどうかは、親の接し方だけでなく、子どもの性格や親子の相性も関係しているようです。同じように声をかけても、すぐに理解して行動できる子もいれば、何度も伝えながら少しずつ身につけていく子もいます。子どもの個性によって必要な関わり方は変わるため、「叱らない育児」ができる、できないだけで比べるものではないのかもしれません。

周囲が「叱らない育児」をしていたとしても、それはその家庭に合った方法なのでしょう。子どもの性格や家庭環境もそれぞれ違うからこそ、自分の子どもに合った関わり方を考えることが大切になってきそうですね。