大谷翔平が異例のVS山本由伸でブレーブスとの地区シリーズへ上々調整「ボールが本当によく飛んでいた」
ドジャースの地区シリーズの相手が1日(日本時間2日)、ブレーブスに決まった。ワイルドカードシリーズでブ軍がフィリーズを破って2勝1敗で突破決定。3日(同4日)にドジャースタジアム(ロサンゼルス)で第1戦が行われるド軍は本拠地で全体練習を公開。大谷翔平投手(32)は前日9月30日(同1日)に山本由伸投手(28)と対戦したことが明らかになり、A・ベイツ打撃コーチ(42)が状態に太鼓判を押した。山本は6日(同7日)の敵地での第3戦の先発が有力となった。
ドジャースのワールドシリーズ(WS)3連覇への最初の関門がブレーブスに決まった。ドジャースタジアムで行われた紅白戦中にも外野のビジョンにはブレーブス-フィリーズ戦を放映。ド軍ナインは気にすることもなく調整したが、いきなり難敵を迎えることになった。
ドジャースはブレーブスに今季1勝5敗。ナ・リーグ14チームとの対戦で最も勝率が低かった相手だ。頼みの大谷も今季は6試合で26打数5安打の打率1割9分2厘、0本塁打、1打点、8三振。攻略できずに封じられた。21年にはWSを制覇し、直近9年で8度のポストシーズン進出を経験している東地区王者。24年のパドレス、25年のフィリーズと頂点に立った直近2年も苦しんだ地区シリーズとあって、またしてもやっかいな相手とのマッチアップになった。
状態が気になる大谷だが、ベイツ打撃コーチは前日9月30日の非公開練習の紅白戦で、山本と対戦したことを明らかにした。これまでメジャー移籍後は対戦経験はなかったが3打席ほど対戦。特別ルールのため結果は明かさなかったが「いい対戦だった」。さらに同29、30日と屋外でフリー打撃を行ったといい「本当に良かった。ボールが本当によく飛んでいた。彼のバットからは常に打球が強く飛び出すものだが、特にここ2日間は非常によくバットが振れている」と説明し、スコアボート付近までの大飛球があったことも証言した。「ここ2日間は素晴らしかった」。状態が上向いていることを強調。この日は紅白戦に出場せず、室内で別メニュー調整したもようだ。
ブ軍エースの37歳左腕セールに大谷は8月27日に4打数無安打2三振に抑え込まれるなど、通算15打数3安打の打率2割で0本塁打。24年サイ・ヤング賞左腕は、ワイルドカードシリーズでも第1戦に先発して7回途中で95球を投げたが、中1日で第3戦も8回途中から登板して締めくくった。打線の中心アクーニャは大谷と同じ18年新人王、23年MVP。同年に「40-70」(41発&73盗塁)をマークしたスターだ。
ドジャースはレギュラーシーズン最終戦から中5日が空くが、大谷がエースと対戦するなど“ガチンコ調整”を続けており、大谷の状態もチームの士気も上がってきている。
(安藤 宏太)
