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10月になりましたが、今月値上げされた食品は3000品目以上にのぼり、「値上げの秋」となっています。出費が増えるなか、1日に受け付けが始まったのは、0歳から始められる「こどもNISA」。お金との付き合い方が変わってきているようです。

【写真で見る】親1200人を対象に調査「こどもNISA 利用したい」は何%?

ビールは値下げも…食品は値上げラッシュ

記者
「6缶入りが1152円から1042円に安くなります」

買い物客
「え!すご!今すぐに買いたいくらい」

買い物客
「今までだったら発泡酒で我慢していたところが、ビールが飲めるきっかけになるのかな」

都内のスーパーで聞かれた喜びの声。その理由は“ビールの値下げ”です。

1日から酒税法の改正で、ビール1缶350mlあたり約9円減税されました。

一方で、「発泡酒」や「第3のビール」は約7円の増税に。

帝国データバンクによると、酒税改正の影響などで、10月から値上がりする「酒類・飲料」は1399品目。食品を合わせると、3000品目以上が値上がりする見通しです。

さらに、10月1日といえば、多くの企業で行われた内定式。

西武ホールディングスでは、社長から内定者ひとりひとりにプロ野球、西武ライオンズのユニフォームを手渡し。まっさらなユニフォームに、それぞれの目標を書き込みました。

内定者
「私のマイビジョンは飛び越えるです」

そして、制度の面でも10月から変化が…

就職活動中のセクハラ、いわゆる「就活セクハラ」への対策です。企業などすべての事業主に、相談窓口の設置といった対策が義務づけられます。

「こどもNISA」0歳から投資可能に 金融教育に乗り出す学校も

また、1日は「こどもNISA」口座開設の事前申し込みも始まりました。

2027年1月にスタートする「子どもNISA」。

▼対象は0~17歳
▼年間60万円(月5万円)
▼総額600万円
▼12歳から引き出し(条件つき)

教育費用に備える手段の一つとして期待されていますが…

記者
「NISAの仕組みに詳しい?」

NISA歴約7年
「全然詳しくない。言われるがままに口座を開いてやっているだけ」

大学生
「なんかちょっとお金をどこかの会社に預けて…みたいな」

大学生
「大学とかでも、そういう科目、授業がないから、そういうのも知らない要因になっているのかなって」

18歳以上でも理解するのが難しい、奥深い投資の世界。

こどもNISAで「貯蓄から投資へ」の裾野が広がる中、いち早く「金融教育」に乗り出した学校がありました。

都内の中高一貫校。放課後、中高生約20人が集まった課外活動で作っているのは、「おこづかい」を記録するアプリです。

使った額を入力した1週間後に、買い物の満足度を振り返る機能を搭載。「お金との付き合い方」を見直すのが狙いだといいます。

富士見中学校高等学校 藤本亜紀子先生
「今の子たちは、PayPayであったりとか電子マネーであったりとかっていう形で、実際にお金を使っている感覚っていうのがないまま、大人になってきちゃってる」
「自分が幸せに生きていくためには、どんな使い方をするのが一番ベストなのかっていうことを考えさせる教育っていうのが、私の場合は金融教育だと思っています」

生徒たちも「お金との距離」を縮めるきっかけにしているようです。

高校2年生
「中学生ぐらいの時からNISAに興味あって、やってみたいなって。親とかも『やりたかったらやっていいよ』って」

中学3年生
「いま色々物価が上がったりだとか、消費税が1%になるとか、色々目まぐるしいというか、金融に関するニュースとか新しいことがどんどん起きていくと思うので、自衛であったり自分がこれから幸せに生きていくためには、すごく大事なのかなっていうのを考えている」

広がる金融教育 0歳から投資する時代に? 

藤森祥平キャスター:
金融教育を受けていたら、やっぱり将来が変わると思います。

文筆家 伊藤亜和さん:
私の時は何にもなかったので、本当にお金の使い方が荒くて。未だにお小遣い制なんですけど。

やっぱりお金の話ってそれこそ、性教育と同じくらいガードが固い話題だったような気がします。だから今、このような教育があるというのは素晴らしいことだと思います。

小川彩佳キャスター:
その金融教育の一環ということになるのでしょうか。「こどもNISA」の口座開設の事前申し込みの受付がスタートします。

松井証券が17歳以下の子供がいる親1200人を対象に調査をしたところ、約4割の方が「利用したい」と言っているということで、0歳から投資が始まっていくということになります。

文筆家 伊藤亜和さん:
未だに大事に口座に貯金するというのが意識の中にあるので、本当にそういう時代は終わったのかなと思います。運用していくというのが、スタンダードになるんだなと実感します。

小川キャスター:
実際には、0歳からなので管理は親がするということになりますが、どうですか?

文筆家 伊藤亜和さん:
決定権がない、0歳だったら仕方がないですが、色々な親がいますからね。また新しいトラブルがでてくるのではないかと心配は少しあります。

藤森キャスター:
全体で学んでいく機運が高まるのは良いことだと思います。

小川キャスター:
親の意識や経済環境によって子供の恩恵が益々変わっていくということになると、格差がさらに広がってしまうのではないか、そうした懸念もあります。

文筆家 伊藤亜和さん:
親がどのような手段を知っているかというのは、子供の格差にも繋がってしまうのではないかなと感じます。

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<プロフィール>
伊藤亜和さん
文筆家 セネガル人の父との関係を描いたエッセイで注目
人から勧められてNISAで投資はじめる